硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

ANIMETAL MARATHON III -円谷プロ編- -- ANIMETAL

ANIMETAL MARATHON III -円谷プロ編- -- ANIMETAL(1998年)

AnimetalIII


1. ウルトラQメインタイトル-ウルトラQのテーマ
2. ウルトラマンの歌
3. ウルトラセブンの歌
4. ULTRA SEVEN
5. マイティジャックの歌
6. 恐怖の町
7. 帰ってきたウルトラマン
8. MATのテーマ
9. ミラーマンの歌
10. ウルトラマンA
11. TACの歌
12. レッドマン
13. トリプルファイターのうた
14. 緊急指令10-4・10-10
15. ファイアーマン
16. ジャンボーグA
17. 戦え!ジャンボーグ9
18. ウルトラマンタロウ
19. ウルトラマンレオ
20. 戦え!ウルトラマンレオ
21. 星空のバラード
22. 猿の軍団
23. 行け!ボーンフリー
24. カモン!アステカイザー
25. 戦え!アイゼンボーグ
26. 青春の旅立ち
27. 恐竜戦隊コセイドン
28. ザ・ウルトラマン
29. ウルトラマン80
30. アンドロメロス
31. 夢のヒーロー
32. TAKE ME HIGHER
33. ウルトラマンダイナ
34. 快獣ブースカ

リストが長くて申し訳ありません。アニメタルは曲数が多くて。

そんなわけで、アニメタル・マラソンの第3弾です。円谷プロ編というわけで、ウルトラマンをはじめとした円谷特撮作品のメタル版なんですが、アニメじゃないじゃん、という突っ込みはここでは無視する方針で。

以前のMe First And Gimme Gimmesでも書きましたが、こういったカバー集は選択する曲そのものの出来の良し悪しに大きくされるのですが、やはりこうしてみるとウルトラマン関係はいい曲が多い。またそれをしっかり選んだアニメタルの選曲の妙もやはりほめられるものだと思います。

アニメタル・マラソン1作目でも、単にアニソンをメタルにするだけでなく、もともとしっかりメタルしていた「マジンガーZ」などをしっかり押さえてあるあたりに、そのセンスも感じられるわけです。

1曲目の「ウルトラQメインタイトル-ウルトラQのテーマ」は絶品。この曲を持ってくるセンスがたまらないのですが、おどろおどろしい曲調の元歌が、まさしく「ヘビー・メタル」しています。

個人的には4.「ULTRA SEVEN」(ワン・ツー・スリー・フォー、ウルトラーセブン、と繰り返す歌)、8.「MATのテーマ」(いわゆるワンダバですね。)が入っていたのがうれしかった。特に「ワンダバ」は有名な曲ですが、ULTRA SEVENには驚きです。

19.「ウルトラマンレオ」は名曲。歌詞が暗くて(ちょうど終末思想のはやった時期で)番組後半から20.の曲に差し替えられてしまった曲ですが、こうして聞くとまさに神曲。

このアルバムで唯一気になるのが22「猿の軍団」かな。元々の曲調が歌謡曲というか演歌みたいなので、どうしても無理がありますね。

31.の「夢のヒーロー」はよくもこんな地味なところから、と思える「グリッドマン」からなんですが、この曲ももともとがヒーローものを意識した力強い曲調だったのでいけてます。

もちろん管理人がリアルタイムで聞いてきた曲ばかりで、思い入れの強さもあるとは思うのですが、管理人と同世代の方は一聴の価値あり!!
キワ物と色眼鏡で見ないで、ぜひ試してほしいアルバムです。






テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

BADLANDS--Badlands

BADLANDS -- Badlands (1989年)

Badlands


1.High Wire
2.Dreams in the Dark
3.Jade's Song
4.Winter's Call
5.Dancing on the Edge
6.Streets Cry Freedom
7.Hard Driver
8.Rumblin' Train
9.Devil's Stomp
10.Seasons
11.Ball & Chain

オジー・オズボーンバンドを脱退した Jake E. Leeが結成したバンド、Badlandsが1989年に発表したセルフタイトルのファーストアルバム。

実はこのバンド、音源は持っていたのですが、実はあまり聞き込んだことがありませんでした。Jake E. Leeというギタリストにあまり思い入れのない私には、特別なバンドというわけではなく、一聴して、ブルージーさに、このアルバムを投げ出していました。

このブログの常連のJohnさんに以前尋ねられて、久しぶりに引っ張り出してみたら、びっくり。いいですね。人間、歳月を重ねると嗜好も変わるもので、当時聞いていたときほどブルージーに聞こえず、むしろ気持ちよくロックしている。

このアルバムで聞かれる音はオジー時代の作りこまれた音ではなく、より生音を意識したライブ感のある音です。個人的には時々挟まれるスローな曲が気になるんですが、(セカンドに比べれば)ロックしています。

メンバーはギターがJake E. Lee。ボーカルはRay Gillen。癌で亡くなっちゃいましたが、ほんとにうまい。高音域の出し方はこういった音楽にぴったりあってると思う。亡くなったのが本当に惜しい。そしてドラムは現KISSのEric Singer。こうしてみるとすごいメンバーですね。





テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

SCREW IT!--Danger Danger

SCREW IT! -- Danger Danger (1991年)

ScrewIt


1.Ginger Snaps (song)
2.Monkey Business
3.Slipped Her The Big One
4.C'est Loupe
5.Beat The Bullet
6.I Still Think About You
7.Get Your Shit Together
8.Crazy Nights
9.Puppet Show
10.Everybody Wants Some
11.Don't Blame It On Love
12.Comin' Home
13.Horny S.O.B.
14.Find Your Way Back Home
15.Yeah, You Want It!
16.D.F.N.S.

今回紹介するのは、前回のPoisonほどメジャーではありませんが、やはり同様にポップでキャッチーな曲で好評を博したDanger dangerです。

英語版のWikipediaを見てみるとGlam Rockという枠付けがしてあるだけあって、やはり「そういう」バンドです。ですので、正統派のHR/HMファンからは敬遠されるバンドでしょう。しかし、ノリのいい、非常にキャッチーな曲をたくさん送り出しています。特に8.のCrazy Nightはサビの部分のシンプルさやWowと歌う部分など、ライブなら盛り上がること受けあいの曲です。他にもノリのいい曲やバラードなど、ポップアルバムとしては上出来のアルバムといえます。

とにかく車を流しながら聞くととても気持ちがいいアルバム。日本にいたときから車の中にはいつもこのCDが入っていましたが、ここカリフォルニアに移り住んでからは、青空のしたで聞くと最高!かれこれ16年も前のアルバムなんですが、古さを感じさせません。

彼らはこの後メンバーチェンジをし、音楽性も変わってしまったとのことで、このアルバムの後、彼らを追うことをしなくなってしまったのですが、最近ボーカルのTed Poleyが復帰し、このアルバムを作成した当時に近いラインナップになっているとか。うーーん、聞いてみたいな。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

DEF LEPPARD

うーーん、困った。

現在強烈にDEF LEPPARDにはまっている。はまっていること自体はぜんぜん困っているわけではないのですが、音楽を聴きだすとLEPSを聴きだすことになるので、他のCDが聴けない。そんなわけでレビューがちっとも進まないわけです。

などと更新をしない言い訳をしつつ...。

もともとLEPSは好きなバンドだったし、一通り聴いてきたけれど、僕の中ではPretty MaidsやFair Warningのように、どうしてもこれを聴かなければ、というバンドではなかったのは事実。日本での一般的な評価と似たところがありますね。

ところがEUPHORIAを機に再び聴きなおしてみたら、なんで今まで気がつかなかった、っていうくらいにいい曲のオンパレード。これまでなんとなく聞き流してた曲の中にもいい曲がたくさんあるわけで。僕の携帯プレーヤーの中身はいつの間にやらLEPSでいっぱいになってしまいました。

そんなわけで、今日は僕のプレーヤーの中のLEPSの曲の紹介ということでご容赦を。

"Pyromania"から
*Rock Rock ('Til You Drop)
*Photograph
*Stagefright
*Too Late for Love
*Foolin'
*Rock of Ages
--まだNWOBHMの匂いが少し残るころの作品で、最近の曲と並べると(特にジョー・エリオットの歌い方が)違和感があったりするんだけど、外せないんですよね。特に、Rock Rock、Photograph、Stagefrightのオープニング3曲はかたいなぁ。外せない。

"Hysteria"から
*Animal
*Love Bites
*Run Riot
*Hysteria
--意外と選曲が少なかったHysteriaからの曲。しかもバラードが2曲。Love Biteは全米1位を獲ったおなじみの曲ですね。個人的にはAnimalが一番好きかな。

"Adrenalize"から
*Let's Get Rocked
*Make Love Like a Man
*Stand Up (Kick Love Into Motion)
*Have You Ever Needed Someone So Bad
*I Wanna Touch U
--このアルバムはHave You Ever Needed Someone So Badに尽きる。歌詞もサビのメロディーも痛切に胸に突き刺さるような。ほんとにいい曲だな、と思う。ちなみに僕はこの曲で英語の「So Bad」という言い回しの使い方を覚えました。

"Retro Active"から
*Action
*Two Steps Behind [Acoustic Version]
--Actionはカバーなんですけどね...。Two Steps Behindはアコースティックバージョンなんですが、オリジナルを聴いた覚えがない。映画のサントラ盤でしか聴けないのかな?

"Slang"から
*Gift of Flesh
--Slangからはかろうじて1曲だけという結果に。まだ聞き込みが足りないのか。

"Euphoria"から
*Demolition Man
*Promises
*Back in Your Face
*It's Only Love
*21st Century Sha la la la Girl
*Disintegrate
*Guilty
*Day After Day
*Kings of Oblivion
--やっぱり一番選曲が多いな(笑)。Demolition Manの気持ちいいギターはぜひ自分がバンドでやってみたい。PromisesはLEPSらしい分厚いコーラスが美しい。これはぜひライブで聴いてみたいな。ただ結構無造作にLEPSらしいなんていう言葉を使ってしまうけれど、実際はHysteriaっぽいっていたほうがいいのかな、このアルバムは。

"X"から
*You're So Beautiful
*Everyday
*Love Don't Lie
*Let Me Be the One
--このアルバムもまだ聞き込み不足ですね。すみません。あまりコメントがかけませんが、この4曲はとりあえずパッと聞きでいいと思った曲。

やっぱりポップサイドな曲とバラードが多いですが、それは管理人の好みということで。ファーストとセカンドからの曲がないのは管理人の勉強不足です。すみません。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

NEW JERSEY -- BON JOVI

NEW JERSEY -- Bon Jovi (1988年)

NewJersey


1.Lay Your Hands On Me
2.Bad Medicine
3.Born to Be My Baby
4.Living in Sin
5.Blood on Blood
6.Homebound Train
7.Wild Is the Wind
8.Ride Cowboy Ride
9.Stick to Your Guns
10.I'll Be There For You
11.99 in the Shade
12.Love for Sale

ターニングポイントとなる作品はどのバンドにもあるわけですが、とりわけ大ヒット作の後は大きなポイントになります。

大ヒットした「Slippery When Wet」の後にリリースされたこのアルバム、Bon Joviがしたチョイスは、その当時まだ勢いを誇っていたメタルブームからの決別でした。

自身のアルバムの大ヒットが開けたメタルブームのドアを今度は使わずにより力強い歌、サウンドで仕上げたアルバム。このアルバムを聴いた瞬間感じたことは「BON JOVIはブルース・スプリングスティーンを目指しているんだなぁ」ということでした。

それは通常のラブソングから外れた曲が出始めた歌詞の面、サウンド面、そしてPVといったところから強く感じられるところです。

Bon Joviのなによりの強みはその強力なソングライティングチームにあると思うのですが、このアルバムではそれに加えてギターのリッチーの成長を挙げたい。

前作と本作を比べてみると彼のギタープレーの成長が非常に強く感じられるし、サウンドを支えているのがわかります。

最新作の「Have a Nice Day」もヘビーなサウンドに戻りましたが、まだまだ彼らは現役ですよね。


お知らせ:次回の更新は次週の月曜日以降になります。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

EUPHORIA -- Def Leppard

EUPHORIA -- Def Leppard (1999年)

Euphoria


1.Demolition Man
2.Promises
3.Back in Your Face
4.Goodbye
5.All Night
6.Paper Sun
7.It's Only Love
8.21st Century Sha la la la Girl
9.To Be Alive
10.Disintegrate
11.Guilty
12.Day After Day
13.Kings of Oblivion

王道と呼ぶのか、マンネリと呼ぶのか。

Def Leppardは僕の中では過去のバンドになりつつありました。NWOBHM期に誕生し、「Pyromania」でアメリカでブレイク。そして「Hysteria」、「Adrenalize」と立て続けにヒット作を作り出し、「Lepsサウンド」を築きあげていきます。

奇跡のアルバムとでも言うべき「Hysteria」の後、「Adrenalize」を耳にしたとき、いつもと変わらぬ作りこみ、フレーズ、まさしく「Lepsサウンド」なのですが、それは「Hysteria」を越していないのでは。そう思った時に、彼らへの気持ちが薄れてくるのを感じたわけです。もう十分かなと。

そして、Steve Clerkの死後、Vivian Cambellを迎えて作られた「Slang」アルバムでは、これまでのLepsサウンドとは一線を画した音で賛否両論を巻き起こしました。

バンドとしては新しい可能性のために違ったサウンドに挑戦するのはごく当たり前のことですが、Lepsの場合はそれまでの印象が強すぎたのか、そのあたりが聞き手側にうまく伝わらない、そんな感じでした。

そんな状況中、発表されたのがこの「EUPHORIA」。音はまさしく「Lepsサウンド」。入念に作りこまれた音、分厚いハーモニー、お約束のバラード。どこからどう切っても「イメージどおりのDef Leppard」。なにより、楽曲が充実している。「Hysteria」というよりも「Pyromania」に近い感じです。

あえて難点を挙げれば後半がややだれるのと、キラーチューンがないという点でしょうか。ただ、それは楽曲全体のレベルが高く、「ずば抜けられない」というのも理由でしょうか。


彼らくらいのバンドになれば、過去の遺産だけで十分食べていけるのに、まだこれだけのアルバムを作ってくれるということに喜びを感じます。

思えばAC/DCも頑なに自分たちのスタイルを貫いているわけで、それをマンネリと呼ぶ人もいれば、王道と呼ぶ人もいる。「EUPHORIA」も王道を行くアルバムと言ってもいいのではないかと思います。久しぶりのヘビーローテーションアルバム。

追記:Vivian Cambellが「このアルバムではフラストレーションがたまった」とかコメントしていたらしいのですが、だったらDIOに戻って、がしがし弾けばいいのに、とか思いました(笑)。



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A COLLECTION OF BEATLES OLDIES -- The Beatles

A COLLECTION OF BEATLES OLDIES -- The Beatles(1966年)

Oldies


*Side one
1.She Loves You
2.From Me to You
3.We Can Work It Out
4.Help!
5.Michelle
6.Yesterday
7.I Feel Fine
8.Yellow Submarine

*Side two
1.Can't Buy Me Love
2.Bad Boy
3.Day Tripper
4.A Hard Day's Night
5.Ticket to Ride
6.Paperback Writer
7.Eleanor Rigby
8.I Want to Hold Your Hand

早いもので2006年も残すところあとわずかとなりました。皆さんにはどのような1年間だったでしょうか。

管理人の私自身は、昔からの音楽好きが高じて、ついに音楽に関するブログを始め、たくさんの方にご訪問いただき、いろいろな方とブログを通してお知り合いになり、有意義な一年でした。

そんな一年を締めくくるアルバムは何がいいかと考えたところが、このアルバム。曲名のところに「Side A」とかありますが、レコードです。

実はこれは僕が生まれて初めて「音楽」を意識したレコードなんです。当時僕は小学2年生でした。マセたガキだったんでしょうね。

それまではテレビアニメの主題歌とか雑誌についてくるソノシートしか、当時買ってもらったレコードプレーヤーの使い道がなかったくせに、当時音楽に興味を持ち始めていた兄貴が買ってきたこのアルバムを聞かせてもらい…。

1曲目の「She Loves You」からすでにKO状態。「なんなんだ、これは。」歌詞も何もわからないくせに口真似だけで「She Loves You Yeah Yah Yah」を繰り返す毎日。

それ以来、周りの友達はあいかわらずテレビから聞こえる歌にしか興味がない中で、ひたすらこのアルバムを聞き返し、今のように情報を収集する方法もないので、やはり兄貴から他の洋楽の情報も仕入れてはラジオから聞こえるのを楽しみにしている小学生でした。いやなガキだな(笑)。

このアルバムはビートルズの7作目「Revolver」の発表後1963年から1966年までの間の発表曲でLPに収録されなかった曲を集めて発表された「第8作目」です(イギリスで発売されてアメリカでは発売されていません。しかし当時日本ではイギリス盤もアメリカ盤も手に入ったのです。いい時代でしたね。)。ちなみに僕はまだ生まれていませんでしたが。

現在ではCD化もされていなくオフィシャルにも第8作目は「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」になっているようなのですが、僕にとっては僕が音楽に興味を抱くようになったアルバムであり、永遠の「第8作目」なのです。

皆さんにとって、記念となるようなアルバムはどんなものがありますか?

それでは、皆さんよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

パグジー

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

ALWAYS -- Bon Jovi

ALWAYS -- Bon Jovi (1994年/PHDR-915)

always


1. Always
2. Edge of a Broken Heart

ボン・ジョビの登場です。HR/HMファンの間ではなかなか「ボン・ジョビが好きです」と声を大にしていいにくい面があるのですが、僕は大好きです。あれこれとサウンド面やカテゴライズされた話をする前に、音楽の基本的な部分、曲のよさという点でやはりボン・ジョビ(というよりもジョンとリッチーというソングライティングチーム)の力は抜きんでていると思うのです。彼らの力があったからこそ、クワイエット・ライオット等がこじ開けた80年代のメタルムーブメントの扉を大きく全開にできたと思うわけです。

長くなりましたが、今日紹介したいのはその彼らの代表作の一つ"Always"ですが、アルバムではなく、そのアルバムからカットされたシングル盤(いまや懐かしい8cmCD)です。しかも紹介したいのは"Always"ではなくカップリングの"Edge of a Broken Heart"のほう。

Alwaysとカップリングされた曲"Edge of a Broken Heart"がこれがどうしてカップリング曲なのかというくらいに出来がいい。最初は押さえ気味に歌うジョンのボーカルが後半になるにつれて感情を抑えきれないように盛り上がり、最後のサビの直前で最高潮になります。また、それを支えるバックボーカル(特にサビに入る前のリッチーの高音部のバック)がかっこいい。

この曲、実は大ヒットした「SLIPPERY WHEN WET」のアウトテイクらしいのですが、この曲が外れるくらいに「SLIPPERY WHEN WET」が強力だったのか。うーーーん、この曲を外すくらいなら他に外す曲があるのではないかと思ったりするのですがね。

ちなみに現在ではボックスセットの中にも収録されているそう(未確認)なので、チャンスがありましたらぜひどうぞ。

ちなみにVixenが同名の曲をリリースしていました(その曲も結構好きだったなぁ)が、それとはまったくの別物です。

シングルは今となっては入手が難しいかもしれませんが、これ↓にも収録されています。ただし、アレンジが違うとの情報も...。



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BACK FOR THE ATTACK -- DOKKEN

BACK FOR THE ATTACK--DOKKEN (1987年/32XD-791)

BackForTheAttack


1.Kiss of Death
2.Prisoner
3.Night by Night
4.Standing in the Shadows
5.Heaven Sent
6.Mr. Scary
7.So Many Tears
8.Burning Like a Flame
9.Lost Behind the Wall
10.Stop Fighting Love
11.Cry of the Gypsy
12.Sleepless Night
13.Dream Warriors

6. はインスト。13. は映画「エルム街の悪夢」に提供された曲。

DOKKENを聴いている人なら多分十中八九このアルバムを彼らの最高傑作に挙げるのではないでしょうか。全編通して流れる異様な緊張感がなんともたまらないです。

この頃のDOKKEN内部はドン・ドッケンジョージ・リンチの仲が最悪で、ステージでも目を合わせないどころかドンがMCをしている途中にジョージがギターのイントロを弾き始めるみたいな、とにかく険悪な状態だったそうです。

そんな状態でよくこんなアルバムを、と思いますが、逆にその雰囲気がある意味鬼気迫る緊張感としてアルバムの出来を映えさせたのかもしれません。

まだこの頃はCDとレコードが同時に発売されていたのですが、レコードでは1,Kiss of Death から 6.Mr. Scary までがA面、7.So Many Tearsから 13.Dream Warriors までがB面となっています。そして、A面はジョージのギターサウンドが前面に押し出された攻撃的なサウンド(しかもリーダーである、ボーカリストのドンが含まれないインスト曲まで含まれている)、B面はドンの歌メロが強調されたメロディアスHRとなっており、A面とB面で余りにも受ける印象が違うため、ファンの間ではA面が「ジョージ・サイド」、B面が「ドン・サイド」などと呼ばれたりもしました。

いずれにしても、彼らにとって初めてのミリオンアルバムとなった事実も示すように、素晴らしいできのアルバムであるのは疑いもない事実なのですが、結局このアルバムの後、新曲1曲を含むライブアルバムを出してバンドは解散してしまいます。

お気に入りの曲を見てみると、「ドン・サイド」からの選曲のほうが多いですが、これは管理人の音楽的好みという感じです。ジョージのギターも「ジョージ・サイド」でガンガン弾きまくるギターよりも、例えば8.のギターソロのような、思わず「んっ」と聞いてしまうようなフレーズがいいところです。





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Demolition 23(デモリション23)

Demolition 23(デモリション23)(1994年/PHCR-1260)

Demolition23


1. Nothin's Alright
2. Hammersmith Palais
3. The Scum Lives on
4. Dysfunctional
5. Ain't Nothin' To Do
6. I Wanna Be Loved
7. You Crucified Me
8. Same Shit Different Day
9. Endangered Species
10.Deadtime Stories

もう一枚、マイケルモンローがらみです。

昨日紹介したMagic Carpet Rideに続いてリリースされたマイケルモンローのバンド「デモリション23」の唯一のアルバム。

思うようにならない活動のフラストレーションを一気に爆発させたような爽快なロックンロールアルバム。というか、彼はやっぱりこれしか出来ないんですな。直球一本やりの変化球は一切なし。という以前に投げられない(笑)。

しかし、それでなくてはマイケルらしくない。というわけで、このアルバムもどこをどう切ってもマイケルのアルバムです。それよりもかなり原点回帰したような印象さえ受けます。特に2.Hammersmith Palaisはハノイ・ロックの、そして彼らが大いなる影響を受けたパンクロックの匂いがプンプンします。ちょっとボーカルがラフすぎる感じもしますが、大目に見るとしましょう。

結局、このデモリション23もこのアルバムだけで解散し、ハノイロックが再結成するまでの間、マイケルは故郷のフィンランドに帰り細々と活動をすることになるわけですが、マイケルにはいつまでもこのまま永遠のロック少年でいてほしいものです。




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