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硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

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UNMASKED (仮面の正体)--KISS(キッス/1980)

UNMASKED (仮面の正体)--KISS(キッス/1980)

Unmasked.jpg

1. Is That You?
2. Shandi
3. Talk To Me
4. Naked City
5. What Makes The World Go 'Round
6. Tomorrow
7. Two Side Of The Coin
8. She's So European
9. Easy As It Seems
10. Torpedo Girl
11. You're All that I Want

(上のビデオでは既にピーター・クリスに代わってエリック・カーがドラムですね。3.でエースが弾いている3ピックアップのレスポール。あれ、エースのトレードマークなんですが、あれがほんとにかっこよくて、学生時代はあれのコピーモデルを使っていました。)

久しぶりにKISS熱に火がついてしまったようなので、今回もKISSのレビューにおつきあいください。

今回は、1980年に発表されたUNMASKED(仮面の正体)。前回のエントリーの区分で言うと、迷走期ですね。前作「DYNASTY」でディスコサウンドブームに乗った形で「I Was Made For Loving You」を大ヒットさせた(個人的には全然好きではない曲で、どうしてライブでもいつも演奏するのか???なんですが。)彼らがさらに一般受けを狙ったのか、思いっきりポップな甘いアルバムを作ってしまいました。それがこのUNMASKEDです。邦題には仮面の正体なんていう思わせぶりなタイトルがついているせいもあって、メイクを取るのか、なんていう噂も流れ、また「Shandi」のビデオクリップも思わせぶりな内容でしたが。

さておき、このアルバム問題作(駄作?)扱いされてますが、いいんですわ。というか、大好き。ちょうど低迷期に入った時期で、批判されやすい時期だったせいもあるのでしょうが、再評価されるべきアルバムだと思います。

これをおいては語れない超名曲の2.「Shandi」をはじめ、6.「Tomorrow」、5.「What Makes The World Go 'Round」、8.「She's So Europen」などの名曲群、そしてこのアルバムではエースががんばっている。3. 「Talk To Me」、7. 「Two Side Of The Coin」、10. 「Torpedo Girl」で、頼りなげな(?)エース節を聴かせてくれます。

確かにサウンドの面での弱さ(メタル一筋さんにはちょっとポップすぎ)はありますが、アルバムトータルでとらえれば文句なく名作と言えるでしょう。

shandi

こちらはKISS Symphonyバージョン。


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CREATURE OF THE NIGHT (暗黒の神話) -- KISS (キッス)

CREATURE OF THE NIGHT (暗黒の神話) -- KISS (キッス/1982)

Creature_Of_The_Night1.jpg

1. Creatures Of The Night
2. Saint And Sinner
3. Keep Me Comin'
4. Rock And Roll Hell
5. Danger
6. I Love It Loud
7. I Still Love You
8. Killer
9. War Machine

アメリカの大御所バンドKISS。彼らはとても賢いバンドだと思うのです。前のエントリーでも書いたように、リスナーが何を求めているのかをいつも敏感に察しうまく自分たちをアジャストし、いつも”現代(いま)”のバンドとして生きてきました。

そんな彼らの活動をいくつかの区分に分けると、大きく分けて5つの時期に分かれるのではないでしょうか。デビューから全盛期のいわゆるKISSサウンドを確立した黄金期。ディスコサウンドなどに影響され、メンバーチェンジも繰り返した迷走期。メタルブームの最中のメタルサウンド期。グランジブームに乗じたグランジ期。そして再結成後の原点回帰期。

今回紹介するのは迷走期から一念発起してメタル期に突入する時期の作品です。

というわけで、大コケした前作(Elder-魔界大決戦)から、というより過去の作品とは全く異質な重厚なアルバムに仕上がっています。

1.のタイトルナンバーから図太いドラム音から刻むリフ、疾走する曲とメタル色で走ります。ジーンのライブの定番曲の6.I Love It Loudや9.War Machineなどのいかにも”ジーンらしい”曲。同様に”ポールらしい”5. Dangerや7. I Still Love Youなど、それぞれの個性が出されながらも、それをヘビーなサウンドでうまくまとめ上げています。

最初に掲載してあるアルバムジャケットがオリジナルのジャケット(ちなみに下のはブルース・キューリック在籍時に一時使われたバージョン)なのですが、この当時は既にピーター・クリスは脱退しているので、2代目ドラマーのエリック・カーが写っています。そして、エース・フレーリーが入っていますが、この頃は既に脱退同然になっていました。代わりにヴィニー・ヴィンセントが多くのパートで参加をしています。実はこのサウンドの変化はヴィニーの力が大きいというのがもっぱらの世評。確かにエースの独特のフレーズとは違い、弾きまくっている印象が強い。ヴィニーは何度もKISSと活動しながらもそのたびに問題を起こして袂を分かっていますが、惜しいですね。

Creature_Of_The_Night2.jpg

この作品は、当時は評論家から酷評を受けたように記憶していますが、KISSの低迷期の作品だけに、隠れた名盤と言えます。聴いておいて損はない、いや必聴アルバムですね。

下のリンクは1.Creature of The NightのALIVE IIIのバージョン。個人的にはこの頃のKISSが好きなんだけどなぁ。

Creature of The Night




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SONIC Boom (ソニック・ブーム)--KISS(キッス/2009)

SONIC Boom (ソニック・ブーム)--KISS(キッス/2009)

Sonic_Boom.jpg

1. Modern Day Delilah
2. Russian Roulette
3. Never Enough
4. Yes I Know (Nobody's Perfect)
5. Stand
6. Hot And Cold
7. All For The Glory
8. Danger US
9. I'm An Animal
10. When Lightning Strikes
11. Say Yeah

現時点でのKISSの最新作。前作のPsyco Circusから11年ぶり(!)の新譜。その間にライブなどの活動をしているので気づきませんでしたが、そんなに時間がたっていたのですね。

その11年ぶりの彼らの新作ですが、これがまたいい。ずっと彼らを追い続けてきたのですが、正直言うとスタジオアルバムは辛いものが結構あるのですが、今作は久々のヘビーローテーション入りです。

サウンドはまさしくKISSサウンドという感じ。過去には時代の流れに流された作品も多々あるのですが、今作はだれもがイメージするKISSのサウンドです。それ故に人によってはマンネリなる声も聞こえるのですが、それでいいのです。KISSはファンが何を求めているかをいつも敏感に察知し、それを与えてきたバンドであるし、今回のアルバムはまさしくそれを与えられたわけですから。

また楽曲的にも良作が多く、最初から最後まで飽きることなく聴くことができます。

最近のエントリーで年齢の話をする機会が増えているのですが、彼ら(ポールとジーン)もいよいよアラシックス(っていうんですか?)。しかしまだまだ現役です。

追記

Facebookで、彼らが人気番組のJay Lenoの番組で生演奏をするって聞いたのですが、残念ながら見逃してしまいました。だれかがYou Tubeにアップしてくれていたので、そのリンクも。

Modern Day Delilah



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Frontiers (フロンティアズ) --Journey(ジャーニー)

FRONTIERS (フロンティアズ) -- Journey (ジャーニー/1983年)

Jfrontiers.jpg

1. Separate Ways (Worlds Apart)
2. Send Her My Love
3. Chain Reaction
4. After the Fall
5. Faithfully
6. Edge Of The Blade
7. Troubled Child
8. Back Talk
9. Frontiers
10. Rubicon

しばらく新しめの作品の紹介が続きました。今回紹介するジャーニーも2008年に新作を発表しましたが、今回はそのジャーニーの過去の作品を。1983年発表の「フロンティアズ」。

ジャーニーに関してはこのサイトをごらんになっているほとんどの皆様はご存じかと思うので特別に説明することはありませんが、新作での新ボーカリスト「アーネル・ピネダ」のスティーブ・ペリーを思わせる声を聞けば聞くほど、やはりスティーブ・ペリーに戻ってほしいと思うわけです。

このアルバム、実は通して聞いた印象があまりなく、すべての印象は1.のセパレート・ウェイズなのです。レコード(懐かしいですが)がすり切れるほど聞いたこのアルバム、実はすり切れそうになったのは1.だけでした。でもそれくらい強烈なチューンで、個人的に多くの思い出が詰まっている曲でもあります。

この曲がヒットをしていた頃、私は高校生でした。その頃私が通っていた高校では結構な数のバンドが活動をしていました。そして秋に行われる学園祭のステージに出るための予選が夏休みに行われたのですが、学園祭に出られるのは4バンド。その枠に7バンドが挑戦をしたわけで、各バンド3曲持ち歌を演奏できたのですが、オリジナルを演奏するバンドはなく、なんと7バンド中の5バンドがセパレート・ウェイズを演奏するという事態に。それくらいこの曲の印象は我々高校生にとって強烈だったわけです。

ちなみに、その年に演奏された人気曲はこれ以外に、ボン・ジョヴィの「Run Away」、ヴァン・ヘイレンの「Jump」とどれもキーボードをフィーチャーした曲ばかりだったというのも、その当時のはやりだったのか。

私のバンド?私のバンドは、実はその当時はHR/HMを演奏していなかったので。その紹介は後のブログで。

さらにこの曲の思い出はまだ続くのですが、無事大学受験もすまし、希望する大学に入学した私の学部では、伝統的に学校祭でディスコをすることになっていました。そして、なんと私がDJ担当に。当時はユーロ・ビート(これまた懐かしい)が全盛だったのですが、当時すでにHR/HMにどっぷり浸かっていた私にDJをさせたのが間違いの元(笑)。流れてくる曲はツイステッド・シスターやラット、そしてこのセパレート・ウェイズなどなど・・・。いや~~、踊れない踊れない。

さておき、それくらい強烈な印象の曲だったわけですが、さらに強烈だったのがPV。あの大バンドのジャーニーのビデオか、と思えるくらいのチープな作りで驚いたものでした。工場裏でバンドのメンバーが「エアバンド」。しかもカットの一コマ一コマのセンスがこれまたすばらしい(笑)。まだごらんになったことがない方は是非リンク先をどうぞ。

それにしても、このジャーニーというバンド、産業ロックなどと揶揄されることも多いのですが、メンバーはギターのニール・ショーンを始め実力者揃い。そしてスーパー。ヴォーカリストのスティーブ・ペリー。PVを新ためて見て、スティーブ・ペリーの歌のうまさには鳥肌が立つ思いでした。

そのようなわけで、2008年の新作を耳にしながら、遠い昔になりつつある名作に思いを馳せるわけです。

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BLOW MY FUSE -- KIX

BLOW MY FUSE -- KIX(1988年/25P2-2280)

BlowMyFuse


1. Red Lite, Green Lite, T. N. T.
2. Get It While It's Hot
3. No Ring Around Rosie
4. Don't Close Your Eyes
5. She Dropped Me The Bomb
6. Cold Blood
7. Piece Of The Pie
8. Boomerang
9. Blow My Fuse
10.Dirty Boys

偉大なバンド、プレーヤーというのはその後のバンドやプレーヤーに多くの影響を残すものです。ビートルズやストーンズなどそれは演奏スタイルや楽曲だけにとどまらず、ライフスタイルや思想など多岐にわたります。

今では確固たる世界を気づいたエアロスミスでさえデビューした当初は、その音楽性からはたまたスティーブン・タイラーの唇をさして、ストーンズの物まねと揶揄されたものでした。

エアロスミスのような例は稀有な存在で、多くは二番煎じとして消えてしまうことになります。

このKIXもそんなバンドの一つ。音楽性は縦ノリのストレートなロックンロール。リズム感といいキレのいい歌詞といい、単純に乗れてかっこいいと思えるバンドなんですが...。

そうなんです。偉大なる大バンドAC/DCのコピーとして捕らえられることが多いのです。幸か不幸か僕はAC/DCをそれほど熱心に聴いたことがないのでそういった先入観なしに聞くことができましたが。

ボーカルのスティーブ・ホワイトマンはもともとドラマーだったそうで(そういえばスティーブン・タイラーもそうでしたね)、ノリが抜群のスクリーミングボイスの歌唱です。ギターもツインギターで切れのいいカッティングを聞かせてくれます。

って書いたら、やっぱりAC/DCですね(笑)。いえいえ、ぜひ聞いてみてください。

この彼らの第4作目のアルバムからは、彼らが始めて収録したバラード「Don't Close Your Eyes」がヒットし、スターバンドとなりました。その後5作目も非常にできのいいアルバムだったのですが、メタルブームの終焉と同時に消えていった、しかし愛すべきバンドです。

ちなみに、ボーカルのスティーブ・ホワイトマンは現在ペンキ工をしているとか。




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LIONSHEART (獅子の咆哮)--Lionsheart

LIONSHEART (獅子の咆哮)--Lionsheart (1993年/PCCY-00412)

lionsheart


1. Had Enough
2. World Of Pain
3. Ready Or Not
4. So Cold
5. Can't Believe
6. Portrait
7. Living In A Fantasy
8. Stealer
9. All I Need
10.Have Mercy
11.Going Down
12.Good Enough
13.In The Night

またまた久しぶりの更新になってしまいました。今回はブリティッシュロックの雄、ライオンズハートのデビューアルバムです。

元グリムリーパーのスティーブグリメットを中心に結成されたイギリスのグループで、サウンドはまさしく「様式美」です。同じイギリスで様式美ということでホワイトスネイクを連想される方もいるかもしれませんが、このアルバムに関する限り、後期のアメリカナイズされたホワイトスネイクよりも楽曲的に優れていると思います。「泣き」のメロディーあり、スピーディーなナンバーありで飽きることがありません。

1.から3.への流れは典型的なハードロックのナンバーでぐいぐい引き込まれます。そしてスピーディーな7.、バラードの9.などどれも捨て曲無しの傑作アルバムです。

ただその後メンバーチャンジやライブの失敗による評価の下落などもあって、私もいつか彼らを追うことを止めてしまったのですが(アルバムの一般的な評価もこのファーストを超えるものはない)、いつか彼らの残りのアルバムも聞いてみたいなぁ、と思います。



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JERUSALEM SLIM (エルサレム・スリム)

JERUSALEM SLIM (エルサレムスリム) (1992年/PHCR-33)

JerusalemSlim


1. Rock'n Roll Degeneration
2. Dead Man
3. Attitude Adjustment
4. Hundred Proof Love
5. Criminal Instinct
6. Lethal Underground
7. Teenage Nervous Breakdown
8. Gotta Get A Hold
9. The World Is Watching
10.Rock'n Roll Degeneration[Demo]
11.Teenage Nervous Breakdown[Demo]

ほとんど全部の曲がお気に入りですな。

元ハノイ・ロックスのマイケルモンローとビリー・アイドル・バンドのスティーブンスティーブンスがジョイントしたプロジェクト。結局リリースしたCDは一枚きりですので、レビューとバンド評をまとめて。

大好きなギタリストのスティーブンスティーブンスと、そのころ大のお気に入りだったマイケルモンローのバンドだけに期待せずにはいられなかったのですが、結果は期待以上の出来という形で。

このスティーブンスティーブンスというギタリストは不思議な人で、参加するアルバムをきっちりといいものにしていきます。彼が参加した他の作品も追って紹介していこうと思いますが、このJERUSALEM SLIMも少々ラフなマイケルのスタイルをメカニカルなギターの響きで見事に引き締めています。また、8.Gotta Get A Hold のようなハノイ・ロックスを髣髴とさせる曲もあり、なかなかよい感じです。

そういえばスティーブンスですが、日本の氷室京介ともジョイントしてるとか。うわー、一度聴いてみたいな。

惜しむらくは、このバンドがアルバムを正式に完成させることなく崩壊したことです。マイケルもスティーブンと組み、これからと思っていた矢先に脱退、バンド崩壊ですからマイケルのショックも相当のもので、既に決まっていた日本公演はスティーブンス抜きで何とか行われたのですが、結局ERUSALEM SLIMからの曲は一曲も演奏されずじまいとなってしまいました。

アルバム自体も2曲のデモ作品を入れて、なんとかアルバムらしい曲数をそろえるのがやっとで、この辺りにもスティーブンス脱退の影響があるのでしょうか。中途半端な印象はぬぐえませんが、それを差し引いてもインパクトのあるアルバムです。

このアルバム、なんでも日本だけの発売らしく市場に出回っている数も相当少ないそうなので、中古店でも見つかったら速攻買いましょう。






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