OPEN UP AND SAY...Ahh!--Poison (1988年)

1.Love on the Rocks
2.Nothin' But a Good Time
3.Back to the Rocking Horse
4.Good Love
5.Tearin' Down the Walls
6.Look But You Can't Touch
7.Fallen Angel
8.Every Rose Has Its Thorn
9.Your Mama Don't Dance
10.Bad to Be Good
前回はキッズロックからパーティーバンドへ走ってしまったTwisted Sistersの紹介でしたが、今回は元祖にして王者(笑)のパーティーバンド、Poisonです。
Poisonといえば「演奏が下手なくせに」とか「ルックスだけ」などと叩かれたバンドですが、彼らの特徴はとにかくノリのよさと親しみやすいメロディーで、まさしくパーティーバンドの面目躍如です。
そしてこのアルバムではついに全米ナンバー1ヒットを出します。全米ナンバー1だからいい曲というわけではありませんが、しかしそれだけ多くの人に支持されたということで、やはりただのルックスだけのバンドではないといえるでしょう。
特に7.Fallen Angelはいい曲だなっと思います。サビのキャッチーさは一度聞くと耳から離れない。
HR/HMというジャンルでくくると、どうしても無理がるバンドですよね。もっと正当に評価されてもいいのでは、と思います。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
Meniketti -- Dave Meniketti (2002年)

1)Messin’ With Mr. Big
2)No Lies
3)Hard As I Try
4)Tough Luck Avenue
5)I Remember
6)Storm
7)It’s Over
8)All In This Together
9)I Can’t Take It
10)Lay Me Down
11)The Other Side
12)Tell Me (Why I Should Wait)
13)Take My Time
14)Train
またまたお久しぶりのパグジーです。完全復活にはまだまだ遠い日々です。
Y&Tのデイブ・メニケッティが2002年にリリースしたソロ2作目。最近はY&Tとしての活動とデイブの個人名義の活動の両方をしていますが、Y&Tが実質彼のバンドである以上、その音楽性には大きな差異は見られません。強いてあげればソロ名義ではよりブルーズよりのサウンドになる(特にソロ1作目の「On The Blue Side」で顕著)ことですが、この「Meniketti」アルバムではもう少しロックよりのブルーズロックを聞かせてくれます。
オープニングの1)「Messin’ With Mr. Big」からデイブ節炸裂。既にかっこよすぎ。その後も、5)の「I Remember」など、相変わらずの泣きのメロディー、ギターが満載です。あえて難を言えば、やはりブルーズロックなだけに、(特に後半は)スローな曲が多く、Y&Tを期待するとちょっとダルイ感じがすることでしょうか。でもスローな曲でも必ずデイブの奏でるメロディーとヴォーカル、そしてギターが胸にグッと突き刺さってきます。
しかし、なんでこの人はこんなにかっこいいんでしょーかね。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
BAT HEAD SOUP -- Tribute to
Ozzy (2000年)
。

1.Mr. Crowley
2.Over the Mountain
3.Desire
4.Crazy Train
5.Goodbye to Romance
6.Hellraiser
7.Shot in the Dark
8.Children of the Grave
9.Paranoid
10.Suicide Solution
11.I Don't Know
僕はギターよりもボーカルにひかれることが多く、サミー・ヘイガーやジョー・リン・ターナー、グラハム・ボネット然り。 ヴァンデンバーグにいたっても当初はヴァンデンバーグのギターよりもバート・ヒーリングの歌声のほうが印象深かったものです。そのようなわけで、
オジー・
オズボーンなんですが、HR/HMを聞き始めてからも「歌が下手」「声がきらい」という理由でまったく手をつけずにいました。
もちろん、
オジーの魅力はステージパフォーマンスもあるし、類まれなメロディー・センスにあるわけで、彼の作る、あのキャッチーでどこかで聞いたことになれるような曲群の良さに気づいてからは、後追いで聞きあさりました。
そんなわけで、このトリビュートアルバム。一時期トリビュートアルバムがたくさん出てきたころがあったのですが、そのころの作品です。
オジーの作品というのは
オジーの個性が強すぎてカバーするのが難しいと思うのですが、参加しているのが実力者が多く、またカバーも比較的オリジナルに忠実なものが多いので安心して聞けます。
オジーの声でなければ、という人も当然いるかと思いますが、僕などはむしろ「歌そのものでいえば
オジーよりもうまい」人たちが歌う「名曲」と考えています。
選曲は
ランディー・
ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド時代からもれなくされています。
1.Mr. Crowley--ボーカルは元ジューダス・プリーストのティム・オーエンス。最初の「Mr. Crowly」の歌いだしの部分が強烈過ぎてちょっといやだったんですが、それ以外はむしろパワフルな歌唱です。いや、この曲のハイライトはボーカルではなく、やはりギターの
イングヴェイ・マルムスティーンですね。どこに顔を出そうがとにかく一聴すればすぐわかるっていう。いやぁー、もう何も言いません。ドラムがトミー・アルドリッチっていうのもすごい組み合わせだな。
2.Over the Mountain--ボーカルはマーク・スローター。実はマーク・スローターの高音がきつすぎの歌い方はいつも好きではなかったのですが、このカバーではむしろ少し絞り気味のボーカルでよい感じです。ギターはナイトレンジャーのブラッド・ギルス。
ランディーの死後の日本公演では代役をつとめた彼だけに因縁めいたものを感じます。ここでのプレー自体は比較的オリジナルに忠実...とか思っていたら、やはりアームをギュンギュン使わずにはいられないようでした。ドラムはキッスのエリック・シンガー。キーボードは元ウィンガーのポール・テイラー。
3.Desire--
オジーの歌をレミー・キルミスターが歌うっていうのも意外な感じですが、彼が歌うとやはりモーターヘッドになってしまう。ギターはリッチー・コーツェン。ベースは裸足のフレットレスベース、トニー・フランクリン。あれ、レニーはベースを弾いてないんですね。
4.Crazy Train--ははは。いや別におかしくないんですが、ボーカルは元ツイステッド・シスターズのディー・スナイダーですか。ディーはシャウトには特徴があるんですが、歌いだすといたって普通になっちゃう。ギターは元ライオン、現ホワイトスネイクのダグ・アルドリッチ。ドラムはジェイソン・ボーナム。この3者のつながりも意外な感じですね。
5.Goodbye to Romance--多分このカバー集の中で一番の「もうけもの」と思える曲。ボーカルのリサ・ローブという女性に関してはまったく知らないのですが、とてもやさしい気持ちになれる歌声がこの切ない曲にぴったりマッチしています。
6.Hellraiser--大好きなジョー・リン・ターナーのボーカルなんですが、ちょっとジョーらしくない感じ。個人的にはジョーにはもっとエモーショナルな歌を歌ってもらいたい。ギターはスティーブ・ルカサーにキーボードが元ウィンガーのポール・テイラー。
7.Shot in the Dark--
イングヴェイの元で活躍したジェフ・スコット・ソートが歌うShot in the Dark。
イングヴェイの元ではいろいろな意味で冷遇された彼ですが、やはり実力は一級品。というかマジうまい。ギターは元キッスのブルース・キューリック。渋い人選です。さすがキッスでは自分を殺し続けてバンドの一員として貢献してきた彼だけに、ここで聞かれるプレーも基本的には自己主張のない(笑、いやいい意味でですよ。)プレーです。ドラムはパット・トーピー。
8.Children of the Grave--ボーカルのジェフ・マーティンって実はよく知らないのですが。ギターはポール・ギルバート。うーーん、特にコメントなし。
9.Paranoid--うわー、ボーカルがヴィンス・ニールですか。この人のボーカルスタイルが苦手なんですが。抑揚がなくてつかみ所がない。しかしギターが
ジョージ・
リンチっていうのも。LAメタルコンビですな。ソロでも
ジョージ節が炸裂しています。ドラムが元デイブ・リー・ロスバンドのグレッグ・ビソネットっていうのもいい味出してます。実力者です。
10.Suicide Solution--この曲のメンバーもあんまりよく知らないです。ボーカルは
オジーを意識した歌い方。というか、声質までそっくりなんですが。
11.I Don't Know--今回のカバー集で一番びっくりしたナンバー。最初だれが歌っているかわかりませんでした。ボーカルはナイトレンジャーのジャック・ブレーズ。しかしいつもの軽快なロックを歌うときのジャックの声とは違い、
オジーを意識した歌い方でいい味を出しています。よく見てみるとこのバンドはメンバーがすごいな。ギターはウィンガーのレブ・ビーチ。ベースは元ドッケンのジェフ・ピルソン。ドラムの元ラット、ボビー・ブロッツァーはまあ、どうでもいいとして、キーボードは大活躍のポール・テイラー。このメンバーでのステージって見てみたいなぁ。ジャックとジェフでツインボーカルのツインベース(?)
というか、(元歌がいいせいもあるのですが)5. 7.と並んで一オシかもしれない。
この手のトリビュートアルバムはあまり真剣に聞かずにさらっと聞き流すことが多かったのですが、インパクトがある曲も多く、ちょっと得した気分になりました
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
IN SANTA'S CLAWS--
Pretty Maids(1990年)

1.
In Santa's Claws2. A Merry Jingle
3. Eye of the Storm (Live)
4. Red, Hot and Heavy (Live)
5.
Rock the House (Live)
キター━━━━━(゜∀゜)━━━━━━。
ついにプリティーメイズのアルバムを紹介する日が来ました。管理人が敬愛してやまないバンド、プリティーメイズ。しかも今日は
クリスマス。
クリスマスらしく、彼らの
クリスマスアルバムの紹介です。待ちわびた、彼らを紹介する最初のアルバムが「これ」っていうのもなんですが...。
デンマークのメロディアスハードロックバンド「プリティーメイズ」が1990年にリリースしたミニアルバム。
1stのデビューミニアルバムから2ndの「Red, Hot and Heavy」まではメロディアスながらもパワフルな曲と演奏が特徴だったんですが、3rdアルバムの「Future World」あたりからアメリカを意識し始めたポップな曲が出始めます。その後の4thアルバム「Jump the Gun」はポップさとヘビーさを見事に融合させた名作なんですが、その「Jump the Gun」のツアー後にリリースされました。
1. In Santa's Claws 最初聞いたときはこれがプリティーメイズ?って思うくらいアレンジが軽く、・・・・一発で気に入りました。もともと軽い曲が好きなんですよ。歌われている内容も心温まるものです。一部紹介。
♪
We can't fight each other forever
Hey, Solder Step back from your line.
For a moment we all join together
at Christmas time.
(訳、永遠に戦いつづけることなんてできないさ、兵隊さんよ前線から帰ってきな。この
クリスマスのためにいっしょに集まろうぜ。)
なかなか日本人には理解しがたいところですが、それだけ西洋人にとっては
クリスマスってのは大切なものなんですね。
2. A Merry Jingle っで、1. で心温まったところでファーストアンドへヴィーの2. A Merry Jingle。元歌は「We wish a merry Christmas」と「Jingle Bell」なんですが、ひたすらこの2曲を早くしたアレンジで歌うって言う、もうある意味笑っちゃう曲です。プリティーメイズってもともとシリアスなロックバンドってイメージがあったんですが、どこかしらコミカルなイメージが付きまとい始めたのはこのあたりからでしょうか。
ただ、このミニアルバム以降、いい意味でも悪い意味でも音楽性を広げていくのがよく分かります。
3. Eye of the Storm (Live) 3rdアルバムからのバラード
4. Red, Hot and Heavy (Live) 2ndアルバムから。彼らの代名詞ですが、私は全然好きじゃない曲。
5. Rock the House (Live) 4thアルバムからの佳曲。
文中でも書いていますが、デビュー時からどちらかといえばスピードとヘビーさに重きが置かれていたのが、これ以降、アコースティックアルバムをはさんでポップな感性も交えながらよりメロディアスな曲作りに変わっていったのではないかと思います。そういう意味では大切な一枚。
巷では
クリスマスの曲が流れて、皆さん楽しい
クリスマスをお過ごしでしょうか。私も
クリスマスの曲に囲まれていい
クリスマスをむかえたいと思います。それでは、

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
MANIC EDEN (マニック・エデン)(1994年)

1.
Can You Feel It2.
When The Hammer Comes Down3. Ride The Storm
4.
Can't Hold It5. Fire In My Soul
6. Do Angels Die
7. Crossin' The Line
8.
Dark Shade Of Grey9. Pushin' Me
10.Gimme A Shot
11.Keep It Comin'
元
ヴァンデンバーグ-
ホワイトスネイクのエイドリアン・
ヴァンデンバーグが
ホワイトスネイク活動休止時の1994年に結成したプロジェクト、Manic Edenのセルフタイトルアルバム。
同じく元
ホワイトスネイク組のベースのルディー・サーゾ、ドラムのトミー・アルドリッチに加え、ボーカルに元リトル・シーザーのロン・ヤングを迎えた、ある意味スーパーバンドです。
しかし内容は、そろったメンバーからは想像できないようなブルーズアルバム。後期の
ホワイトスネイクみたいにきらびやか過ぎず、かといって前回紹介した「Restless Heart」のようにブルージー過ぎず。生音を意識したライブ感溢れるアルバムです。このライブ感がミソで1曲目の「Can You Feel It」からぐいぐい引き込まれていきます。
ボーカルのロン・ヤングは、このアルバムでしか知らないのですが、うまいですね。
つか、このアルバムかっこいいよなぁ。エイドリアンは多分「VANDENBERG」時代から、ずっとこういうのをずっとしたかったんだろうね。このメンバーでもっとアルバムを作ったらと思うと...もったいないなぁ。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
FACE THE TRUTH (フェイス・ザ・トゥルース)--
John Norum (1992年/ESCA 5574)

1.
Face The Truth 2. Night Buzz
3.
In Your Eyes 4. Opium Trail
5.
We Will Be Strong 6. Good Man Shining
7. Time Will Find The Answer
8. Counting On Your Love
9. Endica
10.
Still The Night 11.
Distant Voices 元EUROPEのギターであり、元DOKKENのギターであった
ジョン・ノーラム。
EUROPE脱退後にソロアルバムを発表しています。そもそもEUROPEを脱退したのがギターを思うようにひかせてくれなかったということと、大ヒット作「FINAL COUNTDOUWN」のミックス時にギターのボリュームを大幅に下げられたとい理由らしく、しかもギター少年(?)らしくGARY MOOREを崇拝している人なので、ソロはギターがガシガシにフィーチャーされたアルバムとなっています。
ギタープレーはやはりGARY MOOREの影響が感じられるのですが、なんとなく声まで似てるような....。
素晴らしいギタープレーよりもメロディーに重きを置く僕にとっては、ちょっとツボにはまりきらないアルバムとなっています。というか、このアルバムを聴くなら、JOHN SYKESかGARY MOOREを聴いちゃうよ、という感じです。確かに素晴らしいギタリストだと思うのですが、強烈の印象に残るリフがないというか。
EUROPE脱退後、仲違いをしていた
ジョーイ・テンペストが参加している5.が、ポップなんですが一番いい出来、というのもなんだかなぁという気がしないでもありませんが、僕は5.を聴かんがためにこのアルバムを買いました。やっぱり、ジョーイは歌がうまいなぁ、と再認させられました。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
"NOT FAKIN' IT --
Michael Monroe (1989年)"

1.
Dead Jail Or Rock N Roll 2. While You Were Looking At Me
3.
She's No Angel 4. All Night With Lights On
5.
Not Fakin It 6.
Shakedown 7.
Man With No Eyes 8.
Love Is Thicker Than Blood 9. Smokescreen
10.Thrill Me
ハノイロックスのボーカリスト、
マイケルモンローのソロアルバム。
マイケルモンローはとにかく悲劇的なイメージが付きまとう人なんですが、(アメリカでブレークする寸前に
ハノイロックスが事故により解散、ソロデビューするもメジャーとは契約できない、その後に結成したバンドもうまくいかず、など)、その彼が一番充実していたといえるころのアルバムです。
ノリのいいストレートなナンバーのオンパレード。どの曲もライブ映えする曲ばかりで、実際ライブで見ると
マイケルのステージアクションとあいまって印象的になる曲ばかりです。
ライブの様子はその当時発売されていた、ロサンジェルスにあるウィスキー・ア・ゴーゴーでのライブビデオでも見ることができますが、マイクを振り回して首に巻きつけるアクション(さらにそのマイクがアクシデントで口に当たって血を流しながらも歌い続ける)など、ガッツあふれるライブです。
ただ、熱狂的に迎えられた日本とは違い、アメリカでの知名度は日本とは比べ物にならないぐらいに低く、それに失望した
マイケルは、非常にまとまりのあったこのバンドを解散してしまうわけなんですが。
マイケルにはこの当時のバンドのように精神的に安定できるメンバーが寄り集まって、初めて力が発揮できるのではないかと思うわけです。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
"Are A Drag -- Me First And The Gimme Gimmes"

1.
Over The Rainbow 2.
Don't Cry For Me Argentina 3.
Science Fiction Double Feature 4. Summertime
5.
Favorite Things 6. Rainbow Connection
7.
Phantom Of The Opera Song 8. I Sing The Body Electric
9. It's Raining On Prom Night
10.
Tomorrow 11.What I Did For Love
12.Stepping Out
HR/HMという枠組みからするとこのバンドをここで紹介するのは抵抗があるのですが、そんなことも気にならないくらいにいい感じなのがこのアルバム。
タイトルを見てピンと来る方もいると思いますが、昔の映画のテーマ曲のカバー集です。カバー集というかパンクカバー集。アメリカ版アニメタルみたいなものか?
それはさておき、こういったカバーアルバムはカバーのセンスや演奏者の力量といったものよりも選曲そのものが大きくものをいうかと個人的には思うのですが、このアルバムは誰もが知っている曲ばかりで、しかも非常にキャッチーなものばかりです。
そのキャッチーな曲群をパンクサウンドに乗せてあっという間に走り去っていく感じです。(本当にあっという間。アルバム全体で30分弱ですから。)
絶品は5. Favorite Things 。確かに歌メロはFavorite Thingsなんですが、とにかく原曲の影も形もないアレンジっぷりは必聴です。なんとなく、かのJudas PriestのJohnny B Goodを思い起こさせる豪快な忘れっぷりです。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
PAPER MONEY (ペイパー・マネー)/1974年 (WPCP-4022)

1.
UNDERGROUND2. CONNECTION
3. THE DRAMER
4. STARLINER
5.
I GOT THE FIRE6. SPACEAGE SACRIFICE
7. WE'RE GOING HOME
8. PAPER MONEY
このアルバムのレビューは難しいなぁ。前作の「
Montrose」のレビューでもチラッと触れていますが、前作の直球のハードロックから、よく言えば幅広い音楽性を見せているのですが、はっきり言ってしまえば散漫で非常にとらえどころのないアルバムとなっている感があります。
例えば、いきなりオープニングの「Undergroud」からちょっと肩透かし気味。前作のオープニング「Rock The Nation」のゴリゴリのロックと比べて、ちょっと肩の力が抜けすぎのような気がします。
全体を通して勢いが感じられないアルバム。5.の「I Got The Fire」はすげーかっこいいんだけどねぇー。この一曲のためにアルバムを買ってもいいとは思いますが…。
結局、サミーはこのアルバムを最後にバンドを脱退、ソロに転向します。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
MONTROSE (
モントローズ/ハードショック)/1973年 (WPCP-4021)

1.
ROCK THE NATION2.
BAD MOTOR SCOOTER3.
SPACE STATION #54. I DON'T WANT IT
5.
GOOD ROCKIN' TONIGHT6. ROCK CANDY
7.
ONE THING ON MY MIND8. MAKE IT LAST
昨日のつぶやきは僕の中での伝説だったんですが、今日のレビューはLAの伝説のバンド。この伝説のっていう言い方も非常に怪しいのですが......。アメリカでブレークしそうで、する直前にメンバーを事故で亡くして活動に終止符を打った「ハノイ・ロックス」とか、ヒューイ・ルイスが自分のバンドを作る前に所属していたサンフランシスコのバンド「クローバー」とか。一般的にはあまり知られてないですが、ビッグになる前のスターが所属していて、なんとなく知ってるとすごそうなバンドのことを「伝説の」というようです。
それで、この
モントローズですが、現
Van Halenの
Sammy Hagarが所属していたバンドです。というか、このバンドからメジャーデビューしました。そして、このバンドのリーダー「ロニー・
モントローズ」もその筋ではかなり名の通ったギタリストです。そして人間的にも「かなりのもの」らしく、サミーなどはもう二度と一緒に組みたくないと公言しております。サミーが
Van Halenを一時脱退したときにロニーにコンタクトしたのですが「昔とまったく変わってなかったから、一緒にやるのはやめた」と苦笑いしていましたが。
そんなわけで、自己主張の激しいサミーと人間的にダメダメなロニーがうまくやっていけるはずもなく、結局サミーは2作に参加したのみで脱退。ソロに転向します。残ったロニーは新しいボーカルを入れますが、結局3作でバンドとしては解散をしてしまいます。
その後はいくつかソロプロジェクトを起こしていますが、このページでもそのうちの一つを紹介します。
っで、僕はといえば、サミーの歌声が聴きたいばっかりに「
モントローズ」のCDを買ったのですから、サミーが脱退した3作目は当然のようにパス。つか、サミーの後任のボーカリストの名前すら知っちゃいません。
そんなわけで、
モントローズの衝撃の(笑)デビュー作。確かに今から30年前のアメリカでこのサウンドっちゅうのはすごい話だと思います。あっ、でもキッスやエアロも同じころのデビューか。サウンドはいたってストレートなロック。ハードロックといったほうがいいです。30年前の録音ですが、ロニーのギターは現代にも通用する音で、たしかに伝説的というのもうなづけるところです。そしてこのころから変わらぬサミーのボーカル。
前述したようにサウンドの基本はハードロックなのですが、ゴリゴリのイケイケの曲ばかりでなく、ちょっと毛色の違う「Good Rockin' Tonight」やヘビーメタリックな「Candy Baby」などなかなか懐の深さも見せています。この懐の深さが次作「Paper Money」の、よく言えば多様な曲群、悪く言えば散漫さにつながっていくのですが。
個人的には1-3曲めまでの疾走感あふれる展開がお気に入りです。
ちなみに、1曲目の「Rock The Nation」は後にTESLAの「Five Man Acoustical Jam (1990年)」でも取り上げられています。また、2曲目「Bad Motor Scooter」、3曲目「Space Station #5」はソロに転じたサミーのライブでもプレーリストに含まれています。
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