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硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

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Wave of Heat -- Izzy Stradllin (2010年)

Wave of Heat -- Izzy Stradllin (2010年)

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1. Beat Up
2. Old Tune
3. Rollin Rollin
4. Gone
5. Difference
6. Waiting for My Ride
7. Job
8. Raven
9. Way It Goes
10. Texas

ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリスト(というより、すでに脱退後の方が長い時間が経っていますが)のイジー・ストラドリンの2010年発表の作品。

ガンズ脱退後に「Izzy Stradlin and Ju Ju Hound」名義で作品を発表しましたが、その後ソロ名義になり、10作目の作品にあたります。作品発表の場も2003年以降はインターネット配信に代わり、ここ数年は毎年新作を発表しています。

そしてそこにあるのは、いつも変わらぬイジー・ワールド。なんでこの人はこれだけ変わらずにいられるのでしょうかね。全然悪い意味でなく、ほんとうに素直にかっこいいと思えるし、肩の力が抜けた自然体のかっこよさがあふれる作品です。走る曲があるわけでも壮大な曲があるわけでもなく、ただ自由に自分の書きたい曲を書き、表現したいように表現するイジーの姿が目に浮かぶようです。

もうこれは理屈では語れるものではなく、とにかく聞いてほしい、いや感じてほしいと思います。



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ROCK WILL NEVER DIE (ロック・ウィル・ネバー・ダイ)--Michael Schenker Group (マイケル・シェンカー・グループ/1984年)

ROCK WILL NEVER DIE (ロック・ウィル・ネバー・ダイ)--Michael Schenker Group (マイケル・シェンカー・グループ/1984年)

rock will never die

1.Captain Nemo
2.Rock My Nights Away
3.Are you Ready to Rock
4.Attack of the Mad Axeman
5.Into the Arena
6.Rock Will Never Die
7.Desert Song
8.I'm Gonna Make you Mine
9.Doctor Doctor

マイケル・シェンカー・グループが1984年に発表したライブアルバム。今回紹介するのは、2009年のリマスター盤ではなくオリジナル盤です。リマスター盤は曲数が増えているのでいつか聴いてみたいと思っています。

元レインボーのグラハム・ボネットを迎えて制作した「Assault Attack」はまぎれもない名盤だと思うのですが、残念ながらグラハム、そしてコージー・パウエルとの作品はこれ一作で終わり。彼らが相次いで脱退した後、ゲイリー・バーデンを再び迎えて、1983年に制作された「Built To Destroy」。それに伴い、1983年ロンドンのハマースミス・オデオンで開かれたライブの模様を収めたライブアルバムです。

個人的にはテープ(!)が擦り切れるほど聴いたアルバムですが、特に1~3曲目までの流れは完璧すぎ。曲の完成度はもちろんですが、ライブ感もばっちりで、一気にアルバムに引き込まれます。そしてマイケルの兄である、スコーピオンズのルドルフ・シェンカーと同じくスコーピオンズのクラウス・マイネを迎えてのUFOの名曲、「Doctor Doctor」は背筋がゾクゾクするほどの完成度ですが、残念なのは、やや中だるみがあること。オリジナル盤は曲数が少ないだけに、そのままの勢いで最後まで行ってほしかったかな。Armed And Readyあたりが入っていれば良かったかもしれません。(リマスター盤には入っているようですね。)

歌の下手さ云々を言われるゲイリーですが、個人的にはやはりうまいとは思いませんが、嫌いなシンガーではないし、やはりマイケルとの相性がよいような気がします。(ただ「Dancer」だけはやめてほしかった(笑)。)

Dancer グラハム バージョン
Dancer ゲイリー バージョン

しかし、ノっているときのマイケルはやはりすごい。そう再認識させてくれるアルバムです。






前回のエントリーの最後で、組体操のBGMの話を少し書いたのですが、実は2曲ありまして、もう1曲はこの作品のオープニングナンバーの「Captain Nemo」です。学校のグラウンド中に流れる「Captain Nemo」と「Difficult To Cure」。完全に自己満足ですね(笑)。

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DIFFICULT TO CURE(治療不可)--RAINBOW(レインボー/1981年)

DIFFICULT TO CURE(治療不可)--RAINBOW(レインボー/1981年)

difficult to cure

1.I Surrender
2.Spotlight Kid
3.No Release
4.Magic
5.Vielleicht Das Nachste Mal (Maybe Next Time)
6.Can't Happen Here
7.Freedom Fighter
8.Midtown Tunnel Vision
9.Difficult To Cure

リッチー・ブラックモア率いるレインボーがジョー・リン・ターナーを迎えて発表したレインボーとしての第5作目。1981年発表です。

僕自身はジョーは大好きなヴォーカリストの一人なんですが、その彼を知ることになったアルバムです。彼以前のヴォーカリストがロニー・ジェイムス・ディオとグラハム・ボネットという超人的にヴォーカリストたちだっただけに、ジョーの抜擢には多くの疑問と非難が巻き起こりました。音楽性もロニー時代の様式美からグラハム時代にはかなり大衆性を求めたものに変化してきましたが、それがジョーの加入で顕著になり、ロニーをして「レインボーはフォーリナーになった。」と言わしめたほどでした。

しかし、ロニーの言葉はメタルファンにとっては正論であろうとも、ジョーの加入でグラハム時代に向き始めた方向性が結実したものであると言えるし、なによりフォーリナー自体も優れた音楽性を持つバンドであるわけで、むしろほめ言葉ととらえてもいいのでは、と思います。

なにより、ジョーの魅力はソウルフルなヴォーカルと類い希なポップセンスだと思うのですが、レインボー加入1作目の本作では、彼のヴォーカルはソウルフルというよりもソロの第1作で聴かれる若々しいヴォーカルだと思います。それでも、青筋立ててのシャウトはありませんが、エモーショナルなヴォーカルはやはり本作の大きな魅力となっています。

そして、「I Surrender」や「Magic」などのように、何よりそれまでには考えられなかったようなキャッチーな曲の数々。レインボーの新たな方向性を打ち出した作品であり、その成果が結実したものが「Bent Out of The Shape」となって完結します。

余談ですが、僕が勤務する学校での運動会で組体操を行うのですが、そのBGMの1曲が「Difficult To Cure」。選曲はもちろん僕自身ですが、もちろん子供たちは初めて聴く曲で、目を丸くしていました(笑)。






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Savage Amusement (サヴェイジ・アミューズメント) -- Scorpions(スコーピオンズ/1988年)

Savage Amusement (サヴェイジ・アミューズメント) -- Scorpions(スコーピオンズ/1988年)

savage amusement

1. Don't Stop At The Top
2. Rhythm Of Love
3. Passion Rules The Game
4. Media Overkill
5. Walking On The Edge
6. We Let It Rock... You Let It Roll
7. Every Minute Every Day
8. Love On The Run
9. Believe In Love

最新作「Sting In The Tail」をもって解散すると宣言したスコーピオンズ。そのスコーピオンズが1988年に発表した作品です。長いワールドツアーの終了後、前作から4年を経て発表されました。そして1988年にアメリカで行われた「Monsers of Rock」にも参加した(Van Halenがヘッドライナー、なんとこの頃はまだメタリカがセカンドアクトでドッケンの前でした。)頃です。

セールス的には全米5位という実績を残したのに、世間一般(というか、コアなファンかも)では失敗作として扱われることが多いこの作品。理由は「走る」曲がないことでしょうか。アメリカでも彼らを一躍有名にした「Blackout」。あの切れ味の鋭い曲は特別ですが、かといって彼らをそれだけと思ってはいけない。作品自体はポップで、湿り気もあって、バラエティ豊かで、彼らならではの曲作りのレベルの高さを十分認識させてくれるものです。そしてなにより、クラウス・マイネの歌のうまさはこの作品でも存分に発揮されていて、むしろバラード系の曲でそのうまさを堪能できると思います。

確かに時代に流された作品という見方も出来るかもしれませんが、いい意味で80年代のロックの音を体感できる作品。一時期廃盤になっていたようですが、最近はリマスター盤が発売されている模様。

いや~~、でも懐かしいな。ちょうどMonsters of Rockと重なり合ってたこともあって、3.や9.なんてラジオでかかりまくっていましたもんね。





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One Live KISS -- Paul Stanley (ポール・スタンレー/2008年)

One Live KISS -- Paul Stanley (ポール・スタンレー/2008年)

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1. Prologue/Tonight You Belong to Me
2. Live To Win
3. Hide Your Heart オリジナルはこちら
4. Million to One
5. Got To Choose
6. Move On
7. Bulletproof
8. Tonight You Belong To Me
9. Lick It Up オリジナルはこちら
10. Wouldn't You Like to Know Me?
11. Magic Touch オリジナルはこちら
12. I Still Love You
13. Strutter
14. Everytime I See You Around
15. Do You Love Me
16. I Want You
17. Love Gun
18. Lift
19. Detroit Rock City
20. Good Bye

今回はDVDの紹介。KISSのポール・スタンレーがKISSの活動と並行して2006年にリリースしたソロアルバム「Live To Win」に伴うツアーの様子を収めたライブDVDです。

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セットリストは上記の通りですが、「Live To Win」からの曲が2,4,7,14,18。ファーストソロからの曲が6,8,10,20。残りの曲がKISSからの曲で、まあ当然というか多いです。しかし、KISSとして普段は活動している以上、なかなか聴くことができないファーストアルバムからの曲が演奏されるのはうれしい限りです。

DVDは、ポールの少年時代の回想から始まり、アルバムタイトルでもある「Live To Win」でライブの幕が開きます。そしてソロアルバムのタイトル曲でもあり、サビの部分が力強い「Live To Win」。そして、アルバム「Hot In The Shade」からの「Hide Your Heart」へ続きます。この「Hide Your Heart」は個人的に最高だと思っています。ライブでは聴いたことがないのですが、元々好きな曲だけあって、素直にカッコイイと思う。曲の途中の「Ah,Ah,Ah,Ahhh」のコーラスの部分ではポールのお得意のステップも出るし。

「A Million To One」、「Got To Choose」とKISSのナンバーが続いた後にファーストからノリのいい「Move On」へと続いていきます。さらにはライブではめったに演奏されない11「Magic Touch」も感涙ものですね。

そして、セット後半では定番曲をいくつか並べて、78年のソロアルバム収録の「Good Bye」にて終了。

KISSの活動の休止期間中だっただけにポールがちょっと太め(?)だったのと、やや高音が辛そうだったのが気になると言えば気になるのですが、それでもやはりポールは天性のフロントマンだな、と感じます。とにかくステージに立つ姿が完璧、かっこいい。特にメークをしていないだけに、アニメキャラクター的な(ある種の)おかしさがなく、ごく自然にライブ、曲にのめり込めるのです。またKISSの時にはめったに持つことのないレスポールを持つポールもすごく新鮮に見えました。

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実は(ごく少数派だというのは十分分かっているのですが)個人的にはノーメーク時代のKISSのほうがサウンド的にもヴィジュアル的にも好きなのです。久しぶりにポールのノーメークでのライブが見られてうれしい限りです。

バックメンバーに関してはあまり詳しくは分からないのですが、ポール親分が若手を連れての演奏、といった風情です。演奏自体は確かなものですが、圧倒的な存在感のポールにはやはりかないません(もちろんそうさせているんでしょうけど)。

ライブはこぢんまりとした会場で、こんなところでライブを見られたらいいだろうなあ、という会場で、アットホームな感じです。でも私自身はKISSのライブをこのレベルの会場で見たことがあるんです。

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地元の名古屋では今でこそナゴヤドームやレインボーホールなどもあるのですが、1988年の10年ぶりの来日公演(Crazy Crazy Night Tour)の時は、現在のような大会場もなく、もっといえばそんなに集客も見込めないとあって、2000人規模の「名古屋市公会堂」で行われました。もう、このときは最高でした。まさに目の前にメンバーがいる感覚で、手を伸ばせば届きそうな。ラストの「Shout It Out Loud」では10年ぶりのライブということもあり、年季が入ったファンが感涙を流していたのを覚えています。

脱線しましたが、やはりポールはライブを見て「なんぼ」だなと。ただ、このDVD、日本では発売が未定らしいですね。最新アルバムの「Sonic Boom」もしかり。もうKISSは日本では厳しい状況なんですかね。





動画リンクを探したのですが、数が多すぎて中途半端で断念しました。しかし、PVではなく、DVDの映像も探せてしまうっていうのは、ちょっと複雑な気持ちですね・・・。

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NARKISSOS(ナルキッソス)--SADISTIC MIKA BAND (サディスティック・ミカ・バンド/2006年)

NARKISSOS(ナルキッソス)--SADISTIC MIKA BAND (サディスティック・ミカ・バンド/2006年)

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1. 私はBig-Bang, Bang
2. Sadistic Twist
3. in deep hurt
4. Last Season
5. King fall
6. Sockernos
7. Tumbleweed
8. Jekyll
9. Low Life and High Heels
10. NARKISSOS
11. タイムマシンにおねがい-2006 Version(Bonus track)


そういえば、加藤和彦さんも亡くなったんですね・・・。

何度目かの、そして最後の再結成となってしまったサディスティク・ミカ・バンドの2006年のアルバム。木村カエラをメンバーに加えて作成されたアルバムですね。

聴いてみると、まず木村カエラの歌のうまさを感じるのですが、もともとのサディスティックミカバンドは初代ボーカリストの福井ミカのヘタウマ(?)ボーカルが魅力の一つだったわけですが、それに対して木村カエラはうますぎ、というかがんばりすぎかなとか感じるわけです。まわりのおじさんたちは、自分たちのペースでいい気持ちでがんばっているのに、ボーカルだけがんばってる感があったりする。ところが、(木村カエラが歌っているのは1.と11.だけ)木村カエラ以外のボーカルの曲を聴くと、なにかとらえどころのない曲になってしまうのが残念。余裕がありすぎというか、遊びすぎというか。結局彼女のうまさがうまくマッチしたんだな、と感じます。

とはいえ、周りのおじさんたちがいいかげんかというと、もちろんそうではなく、ギターの高中師匠はもちろんのことですが、加藤和彦のリズムギターもほんとに簡単にリズムを刻んでいるだけなのに恐ろしくドライブ感がある(あんなシンプルなリフであんな風にノリが出せるのがすごい)。それにもまして、ドラムの高橋幸宏のドラミングがものすごいタイトで演奏を思い切り引き締めている。さりげない演奏でこれだけうまくできるのがこのバンドの凄みですね。

やはり、1.と11.に気持ちがいってしまうのですが、それだけでも十分価値があると思います。

それにしても、11.のビデオの高中師匠がどうしてもバカボンのパパに見える・・・。







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Invitation to Forever -- TAKARA

Invitation to Forever --TAKARA (2008年)

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1. Angel of Lies
2. Final Warning
3. 555
4. Spotlight
5. Riders On the Road
6. This Story Has to Be Told
7. A Place Under the Sun
8. Mystery
9. Looking for Salvation
10. This Photograph
11. I Can't Hold On
12. Nowhere to Run

明けましておめでとうございます。新年第1弾は・・・、マイナーです。

アメリカのメロディアスロックバンド タカラの5thアルバム。2001年に4thアルバムを発表して以来メンバーチェンジを繰り返していた当バンドが実に7年ぶりにリリースした最新アルバム。

過去のアルバムでは「愛すべきレーベル」のゼロ・コーポレーションから数枚リリースされ、その当時は元イングヴェイ・マルムスティーンの御用達ボーカリストのジェフ・スコット・ソートがプロデュース兼ボーカルで参加していることで記憶に残っているかたも多いかも。

ただ、ジェフの参加云々の前に、過去の作品はハードさとポップさを見事に調和させた良質な楽曲群が魅力でした。もちろん、それにはジェフのプロデュース能力のおかげもあるとは思うのですが。

今作は、メンバーチェンジの末、結局ギターのNeal Gruskyのみがオリジナルメンバーとしては残っているのみ。ボーカルはGus Monsantoなる人物ですが、実はよく知りません。

とか何とかいいながら、過去の作品の出来がよかったため期待して聴いてみたのですが・・・。

曲自体の出来は、これまでのTakaraのクオリティーと遜色ないレベルで、安心しました。よくも悪くも90年代のロックかなっと。というか、音が古い。90年代どころか、80年代の音に聞こえるんですが。このあたりはプロデューサーの力量かと思うのですが。

それよりも、ボーカルが絶望的にダメかな。パワフルではあるのですが、フラットなボーカルで、いろんな意味でスリリングなボーカルを聴かせてくれます。う~~~ん、こうなると、逆にジェフのボーカルのうまさがやはり際だちますね。

曲のレベルはそこそこ高いと思うだけに非常に惜しい気がします。そんなわけで、最新作を聴いてみたものの、やはり過去の作品を聴きたくなってしまうわけです。



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RESCUE YOU (レスキュー・ユー)--Joe Lynn Turner (ジョー・リン・ターナー)

RESCUE YOU (レスキュー・ユー)--Joe Lynn Turner (ジョー・リン・ターナー/1985年)

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1. Losing You
2. Young Hearts
3. Prelude- Endlessly
4. Rescue You
5. Feel The Fire
6. Get Tough
7. Eyes Of Love
8. On The Run
9. Soul Searcher
10. Race Is On
(You Tubeへのリンクが貼ってあります。)

管理人がはじめて聴いたレインボーのアルバムは「Difficult To Cure(治療不可)」でした。もちろん、リッチーのギタープレーにも感銘を受けたものですが、それよりもその楽曲とボーカルにより惹かれた記憶があります。

ジョー・リン・ターナー。HR/HMが好きな人であれば説明は無用でしょう。リッチー・ブラックモアー率いるレインボーに「ロニー・ジャイムス・ディオ」や「グラハム・ボネット」といったスーパーボーカリストの後を引き継ぎ加入した第3代ボーカリスト。

ロニーやグラハムといった超絶ボーカリストの後だけに、さまざまな批判にもさらされた彼ですが、しかし彼のすばらしい点はそのソウルフルなボーカルとポップなメロディーセンス、そして歌詞でしょう。アメリカ市場を意識しだしてから変わり始めたレインボーの音楽性に、彼の才能はまさしく合致したものでした。

そんな彼がレインボー解散後に発表したソロアルバムがこれ。

ここで聴かれる音楽はHR/HMというよりもまさしく「ポップミュージック」。長いギターソロも無ければ破壊的なサウンドもありません。気をつけていないとさらっと聞き流してしまいそうなアルバムです。

しかし、アルバム全体に流れる甘酸っぱいような(書いていて恥ずかしくなるなぁ)サウンド、歌詞。そしてジョーのボーカルも近年のソウルフルな、というよりももっと透き通った声を聞かせています。

HR/HMファンには、こういったサウンドは好みに会わない方も多いかと思いますが、いやいや、侮る無かれ。質が高いアルバムです。

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LOVE IS FOR SUCKERS -- Twisted Sisters

LOVE IS FOR SUCKERS -- Twisted Sisters (1987年)

LoveIsForSuckers


1)Wake Up
2)Hot Love
3)Love Is For Suckers
4)I'm So Hot For You
5)Tonight
6)Me And The Boys
7)One Bad Habit
8)I Want This Night (To Last Forever)
9)You Are All That I Need
10)Yeah Right

最近の更新では、新しめのアルバムの紹介が続いていますが、久しぶりに80年代アルバムの紹介といきましょう。

っで、紹介するのはTwisted SistersのLove Is For Suckers。

Dee Snider 率いる Twisted Sisters。奇抜なメークとわかりやすいメロディーで、キッズロックの代表格として人気を博してきました。1984年の「We're Not Gonna Take It」や「I Wanna Rock」のヒットなどでバンドの地位を固めていきます。

ただ僕自身は色物バンドという意識が強く、なかなか手を出せませんでした。

そして、1987年、メークをとった彼らが発表したの5作目がこの「Love Is For Suckers」。それまではキッズのためのロックを歌ってきた彼らですが、インタビューでDee Sniderが「俺もやっぱり女が好きだってわかったのさ」と答えていたように、ラブソングが中心になっています。

そんなわけで、アルバム自体はまさしく80年代の典型的なパーティーロック。実はこういう音楽は大好きです(笑)。シンプルでいつかどこかで聞いたことがあるような気にさせるメロディー。その典型が2)Hot Love。サビのノリなんかは、ライブで絶対に受けそうなんだけどな。いい曲だよね。なんで、ベスト版に収録されないのか。

ただ、残念なことに、このアルバムおよびシングル「Hot Love」のリリースを持ってバンドとしての活動を停止してしまいます。時代の流れだったのかなぁ。





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LOVELAND -- John Sykes

LOVELAND -- John Sykes (1997年)

loveland


1.Everything I Need
2.Didn't We Say
3.Don't Hurt Me This Way (Please Don't Leave Me '97)
4.Hold The Line
5.Thank You For Your Love
6.Wuthering Heights
7.Till The Day I Die
8.Haunted
9.I'll Be Waiting
10.Don't Say Goodbye

John Sykesが生み出した珠玉のバラード集。

Whitesnake、いや80年代のHR/HMを語る上で外すことのできないアルバム「Serpense Albus」に収録されている名バラード「Is This Love」はJohnが手がけたからこそ、あの完成度だったといえ、もしJohnがいなければ単に泥臭いバラードに なっていたのではないかと思います。

そんなJohnがそれまでのアウトテイクなどを集めて作った、といっていますが、とてもそうは思えない楽曲に完成度。ギターヒーローとして弾きまくるのではなく、つぼを押さえて情感たっぷりに弾くフレーズ(しかもギターソロが無い曲まで)や、けっしてすばらしくうまいとはいえないけれど、人を引き付けて止まない歌声など、Johnの魅力が詰まったアルバムといえます。

「Is This Love」のような壮大はバラードばかりでなく、2.や5.のように、歌詞が胸に痛烈に響く曲など、ギタリストではなく、コンポーザー、ソングライターとしてのJohnを感じてほしいアルバム。このアルバムをもしカヴァデールが...、いや夢を見るのはよしましょう。

ところで、このアルバムって現在廃盤なんですね。信じられないなぁ。




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