硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Gene Simmons Family Jewels #4

Gene Simmons Family Jewelsの第4回の紹介です。

今週は、まず前半は仕事と異性というテーマで話が進むわけですが、キッスファンの皆さんはご存知かと思いますが、ジーンの周りにはいつも女性がいるわけで、ガールフレンドのシャノンが「仕事かおっ○い、どちらを取る」という質問に対して、ジーンは「仕事」と答えるわけです。なるほどと思わせておいて、「仕事がうまく進まないと女も集まってこないから」とのことで、これにはシャノンもあきれ顔です。

その後息子のニックはアルバイトへ。ジーンは新しく「Gene Simmons S/Exercise(セクササイズ)」なるプロジェクトを立ち上げるために行動を開始します。セクササイズとはセクシーなエクササイズと意味で、音楽にあわせてセクシーな踊りでダイエット、という展開をするつもりらしいです。

それにあわせてプロデューサーと打ち合わせ、録音、そしてDVDに出演するダンサーのオーディションを行うわけですが、そのオーディションに娘のソフィーを連れて行ったからたいへん。シャノンが怒り3人に…。

とまあ、こんなところなんですが、見ていて思うのはジーンもやはり男親だなぁ、ということです。「ニックが女と一緒にいても気にもしないけど、ソフィーが男といるのは許せない」みたいな。でもジーン自身は4600人の女性と…、と豪語してるんですが。

後半は、また以前の回のリピートですね。ラスベガスで開かれるキッスのショーに出向くまでの準備とその合間のドタバタという内容。ここではジーンが自宅でショーに向けてコスチュームのチェック(素顔にコスチュームというのは結構笑えた)、メークの確認(素顔のときはコミカルなシーンが多いのに、メークをすると急にシリアスに)火吹きの練習(さすがにシャノンも心配で消火器を用意してました)など、結構面白いシーンをたくさん見ることができます。

1000の顔を持つ男ジーンですが、ほんとにいろんな顔を見せてくれます。
スポンサーサイト

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

IN THE HEART OF THE YOUNG--Winger

"In The Heart of The Young" (1990)-- Winger

IntheHeart


1. Can't Get Enuff
2. Loosen Up
3. Miles Away
4. Easy Come Easy Go
5. Rainbow In The Rose
6. In The Day We'll Never See
7. Under One Condition
8. Little Dirty Blonde
9. Baptized By Fire
10.You Are The Saint I Am The Sinner
11.In The Heart Of The Young


基本路線は、前作の延長線上ですが、音自体は非常に練りこまれた感があります。ハードなナンバーあり、バラードありで前作同様良質な曲が含まれた作品です。前作のようなきらびやかなナンバーはやや影を潜め、よりロックとしての音を追求したような感じです。

アルバム全体としてちょっと印象が絞り込まれない気がします。レコード会社の意向で何度も録音しなおし、曲の入れ替えがあった影響でしょうか。発表当時B誌のアルバムレビューにて、デモ時にあった「Never」が削られたから減点云々という言葉がありました。近年再販されたアルバム等には収録されているようなので、そちらも聞いてみるとよいかもしれません。(個人的には??という感じではありましたが。)

ボン・ジョビのギター、リッチー・サンボラをして「出現が遅すぎた不幸なバンド」と言わしめたのですが、このアルバムもアメリカにおけるHR/HMムーブメントが収束に向かう1990年の発表で、3.Miles Awayのヒットはあったとはいえ、この後もう一枚のアルバムを残してバンドは活動を停止することになります。もう少しデビューが早ければロックの歴史に違った記録を残した可能性大のバンドです。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

WINGER--Winger

80年代HR/HMムーブメントのころにデビューしたバンド、ウィンガーのデビューアルバム。

winger first


1. Madalaine
2. Hungry
3. Seventeen
4. Without The Night
5. Purple Haze
6. State Of Emergency
7. Time To Surrender
8. Poison Angel
9. Hangin On
10.Headed For A Heartbreak
11.Higher And Higher

当時まったくノーチェックで存在すら知らなかったのですが、TV番組「Pure Rock」内で行われていたLAのラジオ局「KNAC」(現在は存在しません)のカウントダウンでほんの数秒流れる「Hangin' On」のサビの部分が耳に残ってはなれず、購入したアルバム。こんな衝動買いもなんだかなぁ、とか思いながらもこれだけ満足した衝動買いも珍しい。

プロデュースがRATTと同じくボー・ヒルということでRATTのサウンドと云々みたいなことが言われたりもしましたが、僕にしてみればまったく違うでしょ、という感じ。

バラードの「Heading for a Heartbreak」のヒットによりメジャーバンドの仲間入りをしましたが、バラードばかりでなく1. Madalaineや3. Seventeenなどいい曲ぞろいのアルバムです。

バラードのヒットと伴い、リーダーのキップ・ウィンガーのステージアクションやルックスに話題が集まり、そういったルックス重視のバンド捕らえられがちな面もあったのですが、実際のところメンバーは実力派ぞろいで、たとえば3.Seventeenでのリズムセクションはその実力の一端を見せています。

5. Purple Hazeはご存知Jimi Hendrixのカバーですが、これだけはね。オリジナルにはかないませんわ。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

OPERATION: MINDCRIME--QUEENSRYCHE

"OPERATION: MINDCRIME--QUEENSRYCHE"

Operation


1. I Remember Now
2. Anarchy-X
3. Revolution Calling
4. Operation: Mindcrime
5. Speak
6. Spreading The Disease
7. The Mission
8. Suite Sister Mary
9. The Needle Lies
10.Electric Requiem
11.Breaking The Silence
12.I Don't Believe In Love
13.Waiting For 22
14.My Empty Room
15.Eyes Of A Stranger

とにかく聴くべし!



HR/HM史に残る大傑作アルバム。完璧なコンセプトアルバムで、人心をコントロールすることで世界征服をたくらむDr.X云々というのが大まかなストーリーです。とかいう、小難しい話はおいておいて、アルバムとしての完成度の高さ、構成の練りこみもさることながら、1曲1曲のクオリティーが異常に高い

特にオープニングの"I Remember Now"から"Spreading The Disease"までの流れは圧巻で、鳥肌ものです。その後もテンションが下がることなくエンディングまで流れていきます。

アルバムリリース当時、ボーカルのジェフが「いくらアルバムとしての出来がすばらしくても曲のレベルが低ければ意味がない。全てシングルカットできる曲ばかりだよ。」といっていましたが、その言葉に嘘偽り無しです。

ちなみにこのアルバムと同時にOPERATION:MIND LIVEというライブビデオも発売されています。このビデオもまたすごい。これだけ練りこまれた曲をステージで完璧再現。ほんとに完璧に再現してますから。すごすぎ。

最近はDVDにもなっているはずですので、CDをもっていない人はCDの代わりにDVDを購入するのもよいかと。

くつろぎながら簡単に聴けるアルバムではありませんが、逆にしっかりと聴きこむと離れられなくなります。軽く聴きたい人にはお勧めしませんが、HR/HMが好きな人は必ず聴くべし。

最近、続編が発表されたそうですね。まだ聴いていないのでなんともいえないのですが、この作品と同じ楽曲のクオリティーが保たれているのでしょうか。聞いてみたいですねぇ。




テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

デザイン

ブログを開設してから、ぼちぼちと見に来ていただく方が増えてきて、たいへんうれしく思っております。ありがとうございます。

見に来ていただいた方のブログやその他の方のブログなど僕もちょくちょく見に行かせていただいているのですが、そこで思うことは

「みなさんデザインがうまいですよねぇ」

実はこのようなブログツールを使ったブログは初めてで、つい最近まで1からスクラッチで作るブログばっかりをやっていた(しかもエディターを使って(笑))なんで、とりあえずテンプレートは使っているもののどうやってデザインの変更をしたものかよくわからない。

うーーん、まだまだ勉強ですねぇ。どなたかわかりやすく教えていただけませんかね。

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

ELMOPALOOZA -- SESAME STREET

皆さんご存知のお子様番組の大御所のセサミストリートです。

何を血迷ったかと思われるかもしれませんが、下の曲目の7曲目を見てください。

"ELMOPALOOZA -- SESAME STREET--"


elmo


1. Mambo I, I, I - Gloria Estefan
2. I Want a Monster to Be My Friend - En Vogue
3. Zig Zag Dance - The Mighty Mighty Bosstones
4. Nearly Missed - Clifford Kevin Clash
5. Just Happy to Be Me - The Fugees
6. I Don't Want to Live on the Moon - Shawn Colvin
7. I Love Trash - Steven Tyler
8. Caribbean Amphibian - Jimmy Buffett
9. Happy to Meet You - Clifford Kevin Clash
10. One Small Voice
11. Songs

ご存知エアロスミスのボーカリスト、スティーブンタイラーの名前がクレジットされています。エアロスミスではなく、スティーブン個人名義です。この歌、もともとはセサミストリートのキャラクター「オスカー」が歌ってたんですが、それをスティーブンタイラーがカバーしたものです。

oscar
<-- Oscar the Grouch

これがメチャかっこいー。50歳過ぎてこのかっこよさは既に反則です。世の中にこんなかっこいい50歳がいますか。

"I Love Trash (ゴミが大好き)"なんてシャウトしてるんですが、並のシンガーが歌ったらお笑いになるだけなんですが(実際ちょっとコミカルなんですが)スティーブンタイラーだからこそこの歌もさまになるはずです。同じくアメリカのベテランビッグバンドのKISSのポールスタンレーがこの歌を歌うところなんて想像できませんから。

ロックンロールはもちろん、I don't want to miss the thingのようなバラードも、そしてI Love Trashも歌えてしまうスティーブンタイラーはやはり世界一のフロントマンでしょう。マジ無敵。つか、なに歌ってもかっこいい。

このCMは日本でも流れたのでしょうか。

ちなみに、このElmopaloozaではスティーブン以外にも有名どころの歌手が曲を提供しています。また、ビデオも発売されていますが、歌手本人が出演しているプロモビデオです。(残念ながらスティーブンタイラーはありませんが)

このビデオに限らず、セサミストリートの番組にもこれまで多数の歌手、俳優、著名人が出演しています(個人的にはビリージョエルが歌った"ABCの歌"が大好きです)。しかも聞くところによると、出演は全て無料でしているそうです。子供たちのためにということで。


残念ながら日本では未発売みたいですね。





テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

100 Greatest Artist of Hard Rock

たった今テレビを見ていたら、「ロックが死んだ国」といわれているこの国アメリカで、なんと「100 Greatest Artist of Hard Rock」なる番組が放映されていました。ちょうど裏で「ラスト・サムライ」をやってて(笑)、最初のほうは見逃してしまったんですが、今回はその報告を。

どんな基準で選ばれたかというのがあまり定かではないのですが、どうも業界の人たちから意見を聞いて選んだような感じです。紹介の合間合間に入る「業界の人」たちのインタビューがなかなか面白かったのですが、

まずは順位から
1. Led Zeppelin
2. Black Sabbath
3. Jimmy Hendrix
4. ACDC
5. Metallica
6. Nirvana
7. Van Halen
8. The Who
9. Gun'n Roses
10. KISS
11. Aerosmith
12. Sex Pistols
13. Queen
14. Pink Floyd
15. Cream

いかにもアメリカらしい結果ですね。上位の3組は予想どおりでしたが、その中でもツェッペリンは完全に別格。どのミュージシャンも最大級の賛辞です。リッチー・ブラックモアやロジャー・グローバーも彼らのすごさを認める発言をしていいました。日本だったら彼らがいたディープ・パープルと並ぶくらいの位置になるんでしょうけど。ここアメリカでは「50年代のエルビス」「60年代のビートルズ」そして「70年代はツェッペリン」という扱いです。実際ツェッペリンのレコード販売数はストーンズの倍とも言われています。

あっ、ちなみに2位のサバスはオジー時代ばっかりでディオ時代はなかったことのようになってました。

意外だったのはボン・ジョビが上位に入っていないこと。彼らをHR/HMに含むかどうかというのは異論があるところかもしれませんが、80年代のHR/HMムーブメントを起こしたのは間違いなく彼らなんですから。

まあ、それはともかく、各順位ごとにさまざまな「業界の人たち」がコメントをするのですが、これがなかなか面白い。11位のエアロスミスについてかたるキッスのポール・スタンレーなんていうのはまだいいのですが、そのキッスについて語るオジー・オズボーンっていうのはとても意外な感じです。音楽的に接点が感じられない両者ですから。9位のガンズについて語るアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンとか、ACDCを語るリッチー・ブラックモアとかね。やっぱり、みんないろいろな音楽を聴いてるんだなぁという印象です。

あと、コメントを寄せた人たちの中にツイステッド・シスターのディー・スナイダーとかポイズンのCCデビルとかWASPのブラッキー・ローレスとか。あぁ、まだみんなこの業界でがんばってるんだぁ、みたいな気にもね…。


テーマ:ロック・メタル - ジャンル:音楽

Wild Frontier -- Gary Moore

"Wild Frontier -- Gary Moore"
WildFrontier


1. Over the Hills And Far Away
2. Wild Frontier
3. Take a Little Time
4. The Loner
5. Wild Frontier (12inch Version)
6. Friday On My Mind
7. Stranger In the Darkness
8. Thunder Rising
9. Johnny Boy
10. Over The Hills And Far Away (12inch Version)
11. Crying In the Shadows

私が敬愛してやまないゲイリー・ムーアの最高傑作アルバム。

もちろんすばらしいギタリストなのですが、私はこの人のボーカルが意外と好きで、なんとなく惹かれてしまいます。もともとは、「誰も歌うやつがいねえから、オレが歌うか」みたいな感じだったらしいんですが、哀愁漂うボーカルという感じです。

ただ、このゲイリーさん、アルバム全部通して最高っていうのを作るのがなかなかできない人でして(もちろんそれは誰にとってもですけど…)、このWild Frontierの前作「Run For Cover」も、また次作の「After The War」も名曲がたくさん含まれていて非常によくできてるんですが、どうも曲にばらつきがあるってところで、最高とまではいけないところです。

っで、この「Wild Frontier」なんですが、捨て曲無しの最高傑作! 1曲目の「Over The Hills And Far Away」から最後の「Crying In the Shadows」まで程よい緊張感と、哀愁漂うメロディー、そしてもちろんゲイリーの泣きのギターが満載です。

特に圧巻は4. 「The Loner」。あとにも先にもギター中心のインスト曲で涙が出たのはこの曲だけです。マジ泣ける。これで泣けないやつは語る資格無しってなぐらいです。

当時2歳の私の娘がこの曲を聞いて「パパ、この曲って悲しい曲だね」ってパパに問うくらいの名曲です。

これだけギターを情感たっぷりに弾ける人、いや弾くといっては失礼なくらい、情感たっぷりに語らせられる人はこの人しかいないでしょう。

最近はすっかりハードロックから離れているゲイリームーアですが、再びハードロックに戻ってきてほしいと切に願うしだいです。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

Frehley's Comet -- Ace Frehley

多分誰もが知っているであろうバンド"KISS"のリードギタリストだったエース・フレーリーKISS脱退後に取り掛かった、多分誰も知らないであろうソロプロジェクト。そのファーストアルバムです。

エースって個人的にはKISSの中でもポールとジーンの陰に隠れて地味な存在かと思ってたんですが、有名どころのミュージシャンたちがエースのカバートリビュートアルバムを出すなど、実は大きな影響力を与えているんですよね。

それで、彼が1987年にリリースしたこれ↓

"Frehley's Comet -- Ace Frehley"

FrehleysComet


1. Rock Soldiers
2. Breakout
3. Into the Night
4. Something Moved
5. We Got Your Rock
6. Love Me Right
7. Calling to You
8. Dolls
9. Stranger in a Strange Land
10.Fractured Too (Instrumental)

アルバム全体に流れるエースの粘着質なボーカルと左指タッピングを多用したギターソロ。どこからどう切ってもエースのアルバムでしかありません。

残念ながら楽曲の質がそれほどよくなく、印象に残る曲が少ないともいえるのですが、シングルカットされビデオクリップも作られた3. Into the Nightはエースの頼りなさげな声と曲の雰囲気が微妙にマッチしていてよいです。ストレートで勢いのあるロックの7.Calling to Youもお勧めですね。

ただ、全体としては「KISSのエース」が作っていた音楽とまったく変わらないわけで、当時の脱退した状況が状況とはいえ、エースの名義である重要性は感じられないわけです。


"KISS"が作る音楽は「いつかどこかで聴いたような曲」といわれるように、親しみやすく、分かりやすいものがほとんどですが、それはこのFrehley's Cometでもしっかりと受け継がれています。

このアルバム中で多分一番好きであろう7. Calling to youのサビの部分(また、歌詞データがありませんので、怪しい英語はご容赦を)


Strike the Drum
Stand Up And Shout
It's only Rock' n Roll
It's all about.
(日本語訳)
ドラムを鳴らせよ、立ち上がってシャウトだ。
ロックンロールだぜ、ただそれだけさ。

すげーシンプル。まさに"I wanna Rock' n Roll All night." の世界です。

 

結局、エースのソロプロジェクトは彼自身の問題もあり、数枚のアルバムをリリースした後消滅。その後は皆さんご存知のように再結成KISSの一員として再び活動していたのですが、結局小銭を稼いだ後、また脱退しちゃいましたね。現在は元Black And Blueのトミー・セイヤーが後釜になっているようです。まあでも、メークしちゃえば誰かわからないですからね。




テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

Gene Simmons Family Jewels #3

以前、オジーオズボーンの家族を面白おかしく紹介する「オズボーンズ」という番組がアメリカで放映され、日本でも紹介されていたようなので、ご存知の方も多いかと思います

そんなわけで、現在放映されているキッスジーンシモンズの家族の様子を放映する「Gene Simmons Family Jewels」の紹介でもしようかな、というわけです。オジーに比べてキャラ的なインパクトは弱いのですが、なにせあの頭のいいジーンのことですから、あの手この手で楽しませてくれます。

毎週月曜日に放映されているのですが、今週は第3週目です。第1・2週目は後日の紹介ということで。

今週の前半は、ジャンク・フード好きのジーンがガールフレンド(結婚しているわけではないので妻ではない)のシャノンとともにダイエットに取り組むという内容でした。

ダイエットプログラムでは食事療法(1食 900calしか取れない)、ヨガ、顔面鍼療法(!!)などに取り組むわけですが、腹いっぱい食べられない、テレビも雑誌もない生活に耐えられなくなったジーンは自分のスタッフにこっそり連絡をとり、マクドナルドのハンバーガーやらテレビやらを持ってこさせます。しかしそれをシャノンに見つかり、真剣に怒られ、奮起して次の日から真剣にダイエットに取り組むと。その結果、三日で4.5ポンド(大体2キロぐらい)のダイエットに成功する、という、まあできすぎ(笑)なエピソード。

だいたい、ジーンって今年で58歳でしたっけ。結構な歳なんですが、あれだけステージで演奏してるんだからそんなに太るはずもないし、下手な若者よりも体力はあるはずなんですよね。

後半は…。第1週の繰り返しですね。息子のニック・シモンズがミュージシャンになるための手助けをするというもの。ここではジーンが親バカぶりを発揮して、自分が出演するショーにニックを連れて行き、「俺の息子のニックだ」と紹介しまくる。ニックが自分のバンドで演奏していると、その練習に口を出す。ニックのためにライブを企画し、その宣伝を飛行機吊りの垂れ幕でする。ライブの前説を自分でする。ライブのシャツに「Nick Simmmons Rock」と書かれたTシャツを自分で配って歩く、などなんですが。

ただ面白かったのはジーンがニックに「掃除機のセールスマンは掃除機を売るんじゃなくって、セールスマン自身をセールスするんだ。セールスマンが売れれば、掃除機も売れる。」と諭すわけですが、なるほどな、と思うわけです。でもその言葉に対するニックの返事が

「なるほど、じゃ俺は掃除機なんだ。」





テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

Assault Attack (邦題 黙示録) -- The Michael Schenker Group

最近、突然グラハムボネットの歌が聴きたくなって、ぶち当たったのがこのアルバム。ということで、マイケル・シェンカーというよりもむしろグラハムボネットのレビューです。グラハムボネットのあんまりな人生ぶりを追いつつ、レビューしたいかと思います。

基本的にマイケル・シェンカーのアルバムってあんまり聴いてことが無い(Rock Will Never Dieぐらいかな、真剣に聴いたのは)んですが、こいつも当時はあんまり聴き込んだ覚えはありません。

当初はボネットさん、ポップ歌手をしており、オーストラリアなどではゴールドディスクを獲得するくらいのヒットを出したりもしました。ただ、その活動の中でヒット曲を出してしまったがためにあるお人に見出されてしまいます。「元祖、俺が気に入らなきゃダメなんだよ」リッチー・ブラックモア様です。

当時、ロニー・ジェイムス・ディオが脱退したレインボー、ボーカリスト探しが難航していました。ボネットさんも候補に上がっていたのですが、リッチーは最初から気に入らなかったそうです。リッチー好みのボーカリストはジョー・リン・ターナーやデビッド・カヴァデールのような深い声の持ち主で、イアン・ギランやグレン・ヒューズのようなシャウト型は好みではないのです。リッチーはデモテープを聴いて一言「声が高すぎる」といったそうです。

ただ、実際ボーカリスト探しも難航していたので、結局ボネットさんが2代目レインボーのボーカリストの座に座ることに。これが彼の人生を大きく変えることとは知らずに。今思えば、ポップ歌手をやっていたほうがどれだけ幸せだったことか。

とにかく、こうして作られたのがRAINBOWの5thアルバム「DOWN TO EARTH」です。これがロニー在籍時の前4作とうって変わって、言ってしまえばポップでキャッチーな仕上がりです。ところが、ラスバラードの「Since you've been gone」のヒットもあり、あれよあれよという間に大ヒット。一躍ボネットさんの名前が知れ渡っていきます。また、このレインボー在籍時に盟友コージー「渡り鳥」パウエルと知り合います。

ところが大ヒットしたのもつかの間、盟友コージーがレインボーを脱退。そして、もともとボネットさんが気に入らないリッチー様とも当然のごとく問題が起こります。とくに、ボネットさんの「ピンクのジャケットにリーゼント、レイバンのサングラス」というHR/HMのボーカリストにあるまじきステージ衣装が気に入らないらしく、ボネットさんの衣装を全て捨てるという暴挙にでたこともあったそうで、結局レインボーを脱退というか、クビになります。

その後、ソロアルバムをヒットさせたりしていたボネットさん。日本でもヒデキが「孤独のナイトゲーム」っていう題でカバーしてましたので、ご存知の方も多いのではないかと思いますが、そのボネットさんをまた、泥沼に引きずり込んでくれたのが一足先にレインボーを脱退してマイケルシェンカーグループに参加していた盟友コージー。彼の誘いでマイケルシェンカーグループに参加して作られたのがこの「Assault Attack」 です。

"Assault Attack"

assault attack


1. Assault Attack
2. Rock You to the Ground
3. Dancer
4. SAMURAI
5. Desert Song
6. Broken Promises
7. Searching For a Reason
8. Ulser


というわけで、やっと本編のAssault Attackです。これがほんとにアルバム全体に"異常なまでの緊張感"が漂っていて、背筋ゾクゾクものです。よくボネットさんのボーカルは「青筋ボーカル」などと言われますが、実はレインボー時代は意外とシャウトしていないように思いますが、「青筋ボーカル」はこのアルバムから、ってのが私の見解。っでレビューですが、

1. Assault Attack--マイケルの重厚なリフから始まるタイトルナンバー。そこからつながるまさしく「青筋ボーカル」。演奏もすげータイトでかっこよすぎです。

2. Rock You to the Ground--ミドルテンポのヘビーロック。ホントのHR/HMファンはこういう曲がすきなんだろうけど、私はパス。

3. Dancer--っで、問題のDancer。私はこの曲を聞くためにこのアルバムを聞き始めました。何でこんなすげー曲が作れるんだ、ってな感じです。もちろんポップ好みの私にびんびん来るアレンジで、実際(歌詞も含めて)ポップな曲なんですが、こういう歌を歌わせるとボネットさんってやはりうまいと思うし、イントロのリフ、ギターソロもマイケルのフレーズバリバリでもうサイコー。この曲の良さが分からないやつは、問題外の外ってやつです。

4. SAMURAI--これもミドルテンポのナンバーですが、マイケルのリフが曲を引き締めてくれています。リフ自体は普通だと思うんだけど、音が違うんだろうね、きっと。あんまりよくわからないけど。

5. Desert Song--これも大問題の曲。押さえ気味のイントロからこれも押さえ気味のボネットさんのボーカルが曲の印象を支配していきます。問題はマイケルのギターソロ。ギターソロ聴いて、鳥肌がたったの久しぶりですよ。聴いてて鳥肌どころか髪の毛が逆立つのが分かるんだもの。こればっかりは感覚のもので説明しようが無いんだけど、ゲーリームーアのギターが人の感情を揺さぶるソロなら、マイケルのギターは人の神経に直接突き刺さるような鋭いソロ、とでも言えばいいんでしょうか。”神”だったころのマイケルのすごさが感じられるギターソロは必聴もの。
(訂正)ソロと書きましたが、エンディングでした。まあ、エンディング部のソロ(笑)ですか。
(加筆)っで、このマイケルのギターのすごさなんですが、あんまり詳しくは分からないんですが、タメにあるのではないかという気がしています。特に3連譜の時に1/8とか1/16のタメがはいる(ような気がする)んですよ。そのタメが日本人の演歌のワビサビと同じで心にズンと来るのではないかなあと、なんとなく思ったりしています。

6. Broken Promises--こういう曲を聴くとボネットさんのボーカルのすごさがわかります。抑えるんじゃなくて、地声で歌う曲の場合は音の不安定さが耳についたりするんですが、パワーに任せて歌う曲はぴたりとはまります。なんか、ボーカリストとしては致命的な指摘なような気もしますが・・・。

7. Searching For a Reason--まあ、可もなく不可もなく。

8. Ulser--ほんとだったら、7.Searching For a Reasonで終わってほしかった。マイケルにこんなジョー・サトリアーニの「サマーソング」みたいなインストはいりません。いや、曲自体は悪くないんですが、7.Searching For a Reasonの後でテンション下がった後じゃあ、ちょっとね、って感じです。繰り返しますが曲自体は悪くないとは思います。でも、やっぱりマイケルには「Into The Arena」みたいな緊張感が張り詰めたインストを期待するのですが。

この頃のマイケルは精神的に最悪な状態だったようで、充実しているとは言いがたい状態だったようです。まあ、その分、鬼気迫る出来になったといったほうがいいかもしれません。

ボネットさんの前任ボーカリストがあのゲイリー・バーデンだけに「ボーカルなんてどうでもいいジャン、俺が気持ちよくギター弾ければ」感全開のマイケルですが、このAssault Attackはボーカルも前面に出て、ある意味バンドとしてのテンションが非常に高いアルバムです。

ところが、これだけすげーアルバムを作ったにもかかわらず、やはりコージーはツアーを待たずしてMSGを脱退。そして、ボネットさんもマイケルのあまりの狂人ぶりにブチ切れたらしく、結局すでに脱退していたこージーの後を追うようにMSGを脱退してしまいました。

しかし、これだけのアルバムを作ったこのメンバーでもうしばらく活動したらと思うと・・・。もったいねー。

というわけで、ギターヒーローのわがままには懲りたはずのボネットさん、この後も受難の日々を送りますが、詳しくは後の機会として、さらっと片付けましょう。

ギターヒーローに懲りたボネットさん、自分のバンド「アルカトラス」を結成します。そのギターに若干19歳のスウェーデン出身のイングヴェイ・マルムスティーンを起用します。思い切りギターヒーローです。そのインギー様、アルカトラス合流前は「Steeler」っていうバンドでロン・キールとやってたんですが、彼をして「イングヴェイともう関わらなくてもいいと思うとほっとするよ」と言わしめたほどの人間的にクソの逸材。

できたアルバムは最高(いつかレビューします)なんですが、すぐ脱退。

次にボネット様が目をつけたのは天才スティーブ・ヴァイ。彼を擁して2ndアルバムを作りますが、そぐにデイブ・リー・ロスに彼を引き抜かれます。

ほんとうにギターヒーローには懲りたか、全く地味なダニー・ジョンソンを迎えて3rdアルバムを作りますが泣かず飛ばずで結局バンドは消滅。

次に参加したのが、超高速速弾きのクリス・インペリテル率いるインペリテル。やはりギターヒーローです。来日した時のテレビ出演(今は亡きPure Rock)での痛々しいほどのはしゃぎぶりを置き土産に、予想通りアルバム一枚で脱退。

その後盟友コージーのプロジェクトに参加したり、日本のHMバンドアンセムとジョイントしたりしながら、現在再びクリス・インペリテリと活動しているとのことです。

駆け足でボネットさんの軌跡を追ってみましたが、これまでボネットさんと組んだミュージシャンが口をそろえて言うこと。

「奴は曲が書けない」です。

これはミュージシャンとしては致命的な気もしますが、そんな彼の曲の書けなさを証明する名曲、アルカトラスの3rdアルバム「Dangerous Games」に収録されている「Ohayo Tokyo」の歌詞の一部を紹介しましよう。手元に歌詞データが無いですので、英語が怪しいところはご容赦を。


Jet from America
Touch down in Tokyo
Taxi meet you at arrival sign
(加筆、日本語訳)
飛行機でアメリカから日本にやってくると、タクシーが降り口のところで待っていた。

僕はこの歌詞を聴いて身震いしました。

 

小学生が作った作文かと思いました。

 

よくミュージシャンはケミストリーという言葉を使います。人と人の組み合わせが特別な力を生み出します。僕はボネットさんに特別なケミストリーを感じずにはいられません。ほんとうだったらどっぷり様式美につかりこむ「リッチー」「マイケル」「インギー」「クリス」といった面々と渡り合って、ポップな感覚を染め付けるのはボネットさんだからこそのケミストリーだと思います。

ということで、ボネットさんが更なる名曲を生み出してくれることを切に願ってこの項は終わりにしたいと思います。

 

あとお願いですから、作文の力ももう少し身につけてください。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

はじめまして

はじめまして。というわけで、新規ブログを開設しました。

こちらのサイトで過去に掲載していた「音楽の話」からスピンアウトさせたものです。最近昔のCDやテープを聴く機会が増えてきたせいもあって、書きたいこともだいぶんたまってきました。そこで、僕のコレクションのレビューをしていこうかと思ったしだいです。それでさらに閲覧者の皆様の購入の参考になればと。

新しい音楽は最近はほとんど聴く機会がないので、ここで紹介するアルバムはほとんどが10年以上前のものです。情報も最近はまったく仕入れていませんので、かつて雑誌などでおさえていた情報以上のものはありませんし、最近の動向についてもほとんど知りませんので、非常に古い情報もあったりするかと思いますが、そのあたりは見逃してやっていただきたいと。

CDの番号などもこちらでわかっている場合には載せておきますが、あくまで僕が所有しているもののナンバーで、現在入手できるもののナンバーとは限りません。現在はほとんどナンバーが変わっているかと思います。テープに録音してしまったりとかで番号等の情報がないものも多々あります。アルバム番号の前の年はオリジナル盤がリリースされた年です(多分)。

基本的に、僕が音源を持っているもののレビューで、あるバンドのアルバムを全て網羅するとか、超レアなアイテムを紹介するとかいうものではありません。単に自分が持っているテープ、CD、レコードの整理をかねてまとめてみたものです。ですので、僕が聴いたことがないものは掲載されていません。

主観だらけのレビューですのでいろいろご意見はあるかと思いますが、そのあたりはご容赦の程を。それから、筆者は社会人でほぼ慢性的にテンパっている状態なので更新が滞るときも多々あるかと思いますが、長い目で見ていただければと思います。

それでは。


テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。