MANIC EDEN (マニック・エデン)(1994年)

1.
Can You Feel It2.
When The Hammer Comes Down3. Ride The Storm
4.
Can't Hold It5. Fire In My Soul
6. Do Angels Die
7. Crossin' The Line
8.
Dark Shade Of Grey9. Pushin' Me
10.Gimme A Shot
11.Keep It Comin'
元
ヴァンデンバーグ-
ホワイトスネイクのエイドリアン・
ヴァンデンバーグが
ホワイトスネイク活動休止時の1994年に結成したプロジェクト、Manic Edenのセルフタイトルアルバム。
同じく元
ホワイトスネイク組のベースのルディー・サーゾ、ドラムのトミー・アルドリッチに加え、ボーカルに元リトル・シーザーのロン・ヤングを迎えた、ある意味スーパーバンドです。
しかし内容は、そろったメンバーからは想像できないようなブルーズアルバム。後期の
ホワイトスネイクみたいにきらびやか過ぎず、かといって前回紹介した「Restless Heart」のようにブルージー過ぎず。生音を意識したライブ感溢れるアルバムです。このライブ感がミソで1曲目の「Can You Feel It」からぐいぐい引き込まれていきます。
ボーカルのロン・ヤングは、このアルバムでしか知らないのですが、うまいですね。
つか、このアルバムかっこいいよなぁ。エイドリアンは多分「VANDENBERG」時代から、ずっとこういうのをずっとしたかったんだろうね。このメンバーでもっとアルバムを作ったらと思うと...もったいないなぁ。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
RESTLESS HEART -- Whitesnake (1997年/TOCP-50090)

1. Don't fade away
2. All in the name of love
3. Restless heart
4. Too many tears
5. Crying
6. Stay with me
7. Can't go on
8. You're so fine
9. Your precious love
10.Take me back again
11.Woman trouble blues
12.Anything you want
13.Can't stop now
14.OI
1988年の「Slip Of The Tougue」で燃え尽きてしまったかのような
ホワイトスネイク。実際、
カヴァデールはその後のインタビューで休息が必要だったと述べているように、巨大なロックビジネスに飲み込まれ、疲弊しつくしてしまったようです、
そんな
ホワイトスネイクが1994年のベストをはさんで1998年に発表したアルバムです。
巨大になりすぎてしまったバンドに疲れた、という言葉どおりに、このアルバムで聞かれるのは原点に返ったような、ボーカルを中心としたブルーズです。
アルバムのリーディングトラックは最初の印象を決めるために大変重要なものですが、このアルバムでは静かな1.Don't Fade Awayで始まるように、全体が非常にリラックスした雰囲気を与えます。(このリーディングトラックは
カヴァデールもやはり迷いが合ったようで、後のB誌のインタビューでも当時の編集長に違う意見を聞いていました。)
このアルバムを聞くと、
カヴァデールはこういう音楽をずっとしたかったんだろうなぁ、としみじみ思います。
このアルバムは同時に、
カヴァデール曰く、「
ヴァンデンバーグへの恩返し」でもあるそうです。アメリカで大成功を収めてからずっと友に活動してきたエイドリアン・
ヴァンデンバーグは結局
ホワイトスネイクとしてのアルバムを録音することがありませんでした。そのため、
ホワイトスネイク名義でエイドリアンと作りたかった、と
カヴァデールは考えたようです。実際、アルバム自体は
カヴァデールのソロといったほうが適切な内容だとは思うのですが。ただ、エイドリアンはこういう音楽をしたかったんでしょうかね。後のManic Edenを聞くと、どうも違うような気もするんですが。
地味ですが、味のあるアルバムです。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
GREATEST HITS -- Whitesnake (1994年/SRCS7440)

1. Still of the Night
2. Here I Go Again
3. Is This Love
4. Love Ain't No Stranger
5. Looking for Love
6. Now You're Gone
7. Slide It In
8. Slow An' Easy
9. Judgement Day
10.You're Gonna Break My Heart Again
11.Deeper the Love
12.Crying in the Rain
13.Fool for Your Loving
14.Sweet Lady Luck
"Slide It In" アルバム以降の3作から選曲のベストアルバム。アリーナバンドへとなっていった
ホワイトスネイクを知るには絶好のアルバムです。("Bad Boys"が収録されていないのが、個人的には不満ですが。まあ、完璧なベスト盤なんてありえないでしょうけど。)
現在は廃盤になっている"1987バージョン"にのみ収録されていた曲も入っているので、1987バージョンを買いそびれた人はこれを買うとよいでしょう。
14.は日本ではこのアルバムのみに収録されています。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
SLIP OF THE TONGUE -- Whitesnake (1989年/CSCS5001)

1.
Slip Of The Tongue2. Cheap An' Nasty
3.
Fool For Your Loving 4.
Now You're Gone 5. Kittens Got Claws
6. Wings Of The Storm
7.
The Deeper The Love 8. Judgment Day
9. Slow Poke Music
10.
Sailing Ships前作の大ヒットの余韻が残るうちに次作に取り掛かりたかった
ホワイトスネイクですが、まず第1のアクシデントが降りかかります。ツインギターの一人ヴィヴィアン・キャンベルの脱退です。(脱退の理由は忘れてしまいましたが。)
それでも音楽的にはヴィヴィアンよりもエイドリアン・
ヴァンデンバーグのほうが貢献度が高く(実際にこの「Slip of the Tongue」はすべて
カヴァデールと
ヴァンデンバーグの共作になっている。)ヴィヴィアンはそれほどバンドに貢献していないというのがその当時の一般的な評価だったのでそれほど影響はないだろうと思われていましたが、そこに第2のアクシデントが襲い掛かります。
そのエイドリアンが原因不明の腕の病気にかかり、演奏ができなくなってしまいました。回復をしばらくは待つわけですが、それでもそのままにしておくこともできず、代役を立ててレコーディングをすることに。
これが「世紀のミスマッチ」とまでいわれたスティーブ・ヴァイの加入です。いかに天才のスティーブとは言えども、「ブルーズ」は苦手と公言しているのに加え、これまで彼が手がけてきたサウンドは明らかにブルーズとは正反対のもの。
結局、トップバンドとしての確固たる地位を築くことができないタイミングでアルバムはリリースされ、セールスも...。
というのが一般的なこのアルバムの説明になるのでしょうか。確かにタイミングのまずさはあったと思いますが、スティーブの加入に関してはそれほどミスマッチだったとは個人的には思えないのです。
前作の大ヒットで地味なブルーズバンドからアリーナバンドへと変わりたいバンドの方向性として、このアルバムのサウンドはある意味必然であったような気がします。歴史に「もし」は意味がありませんが、仮にエイドリアンがケガをせずレコーディングに参加したとしても方向性としては似たようなものになったと思うのです、時代の流れとして。
実際僕が聞いた感じでは本当にスティーブらしいギターソロというのは1. Slip Of The Tongueだけではないかと思うし、アルバム発表時の「いつもエイドリアンが弾くであろうフレーズを考えながら録音した」という発言もうそではないような気がします。
このアルバムの難点を挙げるのであれば、スティーブでも楽曲でもなく、
カヴァデールの唱法ではないかと思います。
カヴァデールのすばらしいブルージーな歌ではなく、高音を多用したシャウトが多すぎて、非常に耳につきます。
いずれにしても改めて聞きなおしてみるとよい歌が多く、不幸なアルバムだったという思いが強くなります。
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1987 VERSION (1987ヴァージョン)--
Whitesnake (1987年/23DP5233)

1.
Here I Go Again (New Version)2.
Standing In The Shadow3.
Looking For Love4.
You're Gonna Break My Heart Again5.
Need Your Love So Bad10月、初の更新となってしまいました。
Whitesnake (サーペンスアルバス)が大ヒットしている最中に発表された5曲入りミニアルバム。5曲入りですが、どれもクオリティーが高く、またサーペンスアルバスに入れても違和感がない曲ばかりです。
1. Here I Go Again はサーペンスアルバスに収録時に既にリメイクされていたものですが、このバージョンはさらにリメイク。アレンジもさらにアメリカ市場を意識したものです。
3.You're Gonna Break My Heart Againはよいです。サーペンスアルバスに入っているべき曲です。
これも何かといわれることが多いアルバムですが、短いながらも非常に聴き応えがあるアルバムです。
現在は廃盤ですが、後のベストにすべて含まれているので、ベストを購入してもよいかと思います。
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