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硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

邦題

前回のエントリーを書きながら、「そういえば昔ってたいてい邦題がついてたよな」とか思いました。そういえば、昔の洋楽って、多くが邦題がつけられていましたよね。絶妙な邦題のものもあれば、中には「オイオイ」っていうものまで、ありました。だって、「This Boy」の「こいつ」なんて、確かに言葉の意味としてはそうだけど、もう少し何とかならんのか、という感じですから。でも今から見れば笑ってしまうような邦題でも、当時のミュージシャンをよく現すものだったり、イメージ戦略的なものだったり、実はよく考えられたもの(だと思いたい)なのです。

最近は英語が日本語の中にも浸透してきたこともあり、原題をそのまま使うケースが増え邦題は廃れつつあるのかな、という印象を持っているのですが、それはそれで寂しいものがあります。今回は、気になる邦題を思いつくままにあげてみようと思います。

あっ、あまりにもぶっ飛びすぎているフランク・ザッパさんは今回は省略させていただきます。

オジー・オズボーン
Shot In The Dark:「暗闇にドッキリ」・・・確かに意味としてはわかるんですが、「ドッキリ」とかいわれると、赤いヘルメットをかぶった野呂圭介が出てきそうなタイトルです。
The Ultimate Sin:「罪と罰」・・・罪(Sin)はわかるとして罰はないんです。いつのまにやら高尚な文学作品になってしまいました。

トリート(マイナーですが、スウェーデンのバンド) 
Hidin':「闇夜にハイデン」・・・原題の「Hidin'」は発音するとハイディンぐらいの発音でしょうか。それをハイデンとやってしまうセンスには脱帽。
No Room For Stranger:「負け犬の街」・・・よそ者には辛い土地でも、負け犬ではないですね。

デイビッド・リー・ロス
Just Like Paradise:「まるっきりパラダイス」・・・そのままですが、「まるっきり」っていう語感が・・・。

シンディー・ローパー
Girls Just Want To Have Fun:「ハイスクールはダンステリア」・・・有名どころですね。本人も邦題のあまりのかけ離れ具合にクレームを付けて、現在は原題のカタカナ表記に変わったとか。でもボクにはまだダンステリアの方が馴染みがありますもんね。

ビリー・ジョエル
You May Be Right:「ガラスのニューヨーク」・・・これ絶対にイントロのガラスが割れる音だけでつけたな。(アルバムタイトルが「Grass Houses」でしたからね。)

ボン・ジョヴィ
You Give Love a Bad Name:「禁じられた愛」・・・これ難しいんですよね。「give ○○ a bad name」 っていうのは決まり文句で、○○に対して敬意、畏怖をなくすという意味なんです。nameっていうのを「名前」って考えてしまうとあれっ、という感じで、よくがっかりな邦題に挙げられますが、実はなかなか良い邦題だったりします。

エアロスミス(初期のエアロスミスの邦題は傑作揃い)
Walk This Way:「お説教」・・・この道を歩け!!(笑)いや、「こうしろ、ああしろ」っていう歌詞だから内容的には正解なんですよね。
Sweet Emotion:「やりたい気持ち」・・・「甘い感情」ですからわかりますが、あまりにも・・・。
Same Old Song And Dance:「エアロスミス離陸のテーマ」・・・さっぱりわかりません。
Train Kept a Rollin':「ブギウギ列車夜行便」・・・名曲が笠置シヅ子さんになってしまいました。

ポール・マッカートニー(彼も結構多いのですが、今回は1曲)
No More Lonley Night:「ひとりぼっちのロンリーナイト」・・・えっ、なんでと思われるかもしれませんが、「ロンリー」はひとりぼっちという意味だからひとりぼっちはいらないでしょう。「ひとりぼっちのひとりぼっちな夜」

ポイズン
Talk Dirty To Me:「私にもっと汚い言葉を吐いて」・・・ははは、これも言っている意味はあってるんですが、もう少しいい言い回しはないものですかね。

サミー・ヘイガー
I Can't Drive 55:「非情のハイウェイ55号」・・・これがいつも一番気になる邦題。歌詞の対訳でも多くの場合が「55号線」と訳しているんですが、違うんです。アメリカは15年ほど前までは法定制限速度が55マイル(95キロくらい)だったんです(高速道路も)。だからサミーは「55マイルじゃ遅すぎて走ってられねーゼ」ってシャウトしてるんです。なんですか、ルート55は工事中なんですか(笑)。

アリス・クーパー
Elected:「アリスは大統領」・・・笑うしかありません。確かにElectedっていうのは選ばれるという意味ですが、大統領だったんですか。
Under My Wheels:「俺の回転花火」・・・Under My Wheelsって、HANOI ROCKSの曲でもあったんですが、特別な言い回しなんですかね。

ブラックサバス
Who Are You:「お前は誰だ」・・・ってそのまま。

リンゴ・スター
It Don't Come Easy:「明日への願い」・・・これなんか邦題の方がかっこいい例ですよね。(英語の原訳は「簡単じゃないぜ」みたいな)

チープトリック
I want You To Want Me:「甘い罠」・・・ははは、いくら邦題がつけにくいからって、グループ名を邦題につけてどうする。(原題の意味は「あなたに私を欲してほしい」という感じですかね。)

ザ・フー
Now I'm a Farmer:「俺は百姓」・・・いや、正しいんです。むしろ曲を聴いてみたい。(すみません、未聴なんです。)

エルビス・コステロ
The World and His Wife:「コステロ音頭」・・・これって出だしが音頭っぽいからだけでしょ。

ビートルズ
We can work it out:「恋を抱きしめよう」・・・「Work It Out」っていうのは「なんとかする」とか「都合を付ける」っていう意味なんです。だから二人でなんとかしようよ、っていう歌なんですが、なんで「恋を抱きしめよう」なのか。でもこれも邦題の方がいい例ですかね。


シングルに比べてアルバムは原題から離れてバンドのイメージを定着させるために一役買っているケースが多く、その最たるものがKISSの地獄シリーズでしょうね。原題とは全く違う邦題がずらりと並びますが、その中で秀逸だったのが

KISS MTV UNPLUGGED LIVE:「停電(地獄の再会)」・・・アンプラグドとリユニオンをうまくかけた秀逸な邦題です。


ネタが集まったらまたやってみようかと思います。
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