硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

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Down For The Count -- Y&T

DOWN FOR THE COUNT -- Y&T (1985年)

DownForTheCount


1. In The Name Of Rock
2. All American Boy
3. Anytime At All
4. Anything For Money
5. Face Like An Angel
6. Summertime Girls
7. Looks Like Trouble
8. Your Mama Don't Dance
9. Don't Tell Me What To Wear
10.Hands Of Time

さて、Y&Tの登場です。私が敬愛してやまないバンドはいくつもあるのですが、Y&Tもその一つです。

Y&Tサンフランシスコをベースとするベテランバンドで、歴史はかなり長いですが、ヒットがあるかないかという点ではメジャーなバンドではありません。しかし、デビューから頑なに「ハードロック」を演奏し続ける姿勢、そしてそのクオリティーはもっと認められるべきだと思うバンドです。

中心メンバーはリードギターでリードボーカルの「デイブメニケッティ」とベースの「フィル・モア」ですが、とにかくデイブY&Tといっても過言ではないでしょう。

デイブは一時、メンバーを探していた「ホワイトスネイク」の「デビッド・カヴァデール」にホワイトスネイクに加入するよう誘われたらしいですが、結局彼は自分のキャリアを優先したいために断りをいれます。その後、ホワイトスネークは大ブレークして世界的なバンドになっていきますが、もしあの時断らずにメンバーになっていたらデイブのミュージシャンとしてのキャリアはどうなっていたか。その後に加入した「ヴィヴィアン・キャンベル」や「スティーブ・ヴァイ」よりも断然ホワイトスネークのサウンドに似つかわしいミュージシャンだと思いますが、歌えてギターも弾けるデーブがホワイトスネイクでいつまで続くか?という気もします。

話がそれましたが、サウンドはいかにも、という様式美。Y&Tは僕にとってはとても大切にしたいバンドなのですが、微妙に複雑な気持ちも持っています。前置きが長くなりましたが、本日のレビュー「Down For The Count」です。

Y&Tを少しでも知っていらっしゃる方なら、「なんでこのアルバムを」と思われることかと思います。そうなんです。このアルバムは「コアなファン」が多いY&Tのファンの中でも評判が悪いアルバムなのです。

理由はただ一つ、「ポップすぎる」。Y&Tは前述したように「様式美」と「泣き」のメロディーで多くの日本のファンを獲得してきました。ところが、本国アメリカではなかなか「サンフランシスコのローカルバンド」のポジションを脱することができません。そんな中、80年代半ばのMTV旋風が吹き荒れます。前作の「In Rock We Trust」からその傾向はあったのですが、この「Down For The Count」では大きくその流れに乗ろうとしてしまいます(それがレーベルの意思で、自分たちの意思には反するとはいえ)。

特に「All American Boy」のビデオクリップでメンバーの演技は古くからのY&Tファンの不評をかうことになってしまいます。

でもですね、でも、純粋にポップロックアルバムとして聴けば、ひじょうに出来がいいアルバムなんですよ。たしかに、他のアルバムの曲と並べると違和感はあるのですが、確かにY&Tらしくはないですが。Y&Tのアルバムではなく、「単にアルバム」として聴けば、上質なポップロックアルバムです。

実は、僕が初めて耳にしたY&Tのアルバムがこの「DOWN FOR THE COUNT」で、そこからすっかりお気に入りになったのですが、逆に僕などは様式美バリバリの他のアルバムのほうが当初は違和感があったくらい。

そんな中でも1.や10.は古くからのファンも納得させられるクオリティーだと思うし、名曲「Summer Time Girls」を含むこのアルバムはもっと評価されてもいいと思うし、それだけに不幸なアルバムだと感じてしまいます。



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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

コメント

おはようさんです^^

Y&Tが大好きなのがよくわかるぅ~
EARTHSHAKERは確かにこれから取ったんだよね~
Y&Tはコピーしたことないけど、EARTHSHAKERはアホほどしたなぁ~笑

ところで、我が家を改装しました。
またよかったら覗いてウロウロして見てください(^^ゞ

  • 2006/11/19(日) 16:54:25 |
  • URL |
  • John #-
  • [ 編集]

追伸
遅くなりましたが、リンクをはらせていただきました。これからもよろしくお願いします。m( _ _ )m

  • 2006/11/14(火) 13:35:34 |
  • URL |
  • パグジー #-
  • [ 編集]

紫らいおんさんもいつもコメントありがとうございます。しかし、Riverdogsのときも思ったけど、みなさん聞いてますねぇ(笑)。
やっぱりY&Tといえば「泣き」のメロディーですよね。とにかく僕にとって「泣き」といえばゲイリー・ムーアかデイブか、ってところです。
でも、僕自身はもともとアメリカのポップスから洋楽に入ったせいもあって、LAメタルっぽいのはむしろ好きで「Summertime Girls」は今でも好きな曲リストの上位に入っています。

  • 2006/11/14(火) 13:28:41 |
  • URL |
  • パグジー #-
  • [ 編集]

泣きのギターに心酔(*´ェ`*)

Y&Tいろいろ聴いたけれど アルバムによって印象も様々でしたね!
MEAN STREAKはとにかく泣きの巨匠のはなつリフに凄みを感じてしまったし(*゜.゜)!! 
HURRICANE FOREVERなんて聴いちゃうとメロディアスで泣きのギターありの名曲やったし。とにかくカッコよすぎる。
特に好きなMIDNIGHT IN TOKYOは哀愁の中にソウルフルな歌唱が映えててこれまた良かった!
なんだかヴァンヘイレンみたいなSUMMRETIME GIRLS、ALL AMERICAN BOY、に関してはLAメタルの影響なのかなぁ~かなり軽快でキャッチーな感じが ワタクシ的に苦手な部類やったけども・・・・
Face Like An Angel は重さは無いけど耳から離れない・・ソウルフルな歌声も心地良くて好きな1曲かな~(^^)
 今回改めてY&T聴いてみて、やっぱり好きな曲は同じやったけれど(笑)昔の音源って今こうして聴いても全然色あせてないところがスッゴイ感動~O(≧▽≦)O
って事で、長文お許しを。

  • 2006/11/14(火) 12:01:22 |
  • URL |
  • 紫らいおん #-
  • [ 編集]

Johnさん、いつもコメントありがとうございます。
Y&Tはいいバンドですよ。でもほんとに知られてない(泣)。私の昔のバンド仲間でさえ知らなかったのですから。でも今でも活動しているし、CDも再販されているようなので、チャンスがあればぜひどうぞ。

  • 2006/11/14(火) 11:12:20 |
  • URL |
  • パグジー #-
  • [ 編集]

ある意味王道やねぇ~^^

Y&Tは『Mean Streak』の印象が強いなぁ~
多分、確か邦題が『ミッドナイト・イン・TOKYO』になってたからかなぁ~
レコード屋でバイトしていたときにかけて聴いてたぁ~
Whitesnakeに加入していたら・・・やっぱり長続きしない気がする^^何しろデヴィちゃんわがままだから~(^_^;)
でも結構あってただろうねぇ~おいら的には『Slide It in』に近いものが出来てたかも~って思う。違うかなぁ・・・
おいらの周りではHR/HMを突っ込んで聴いてる人しかY&Tって話題に挙げなかったからこうやって聴いてた人がいると何となくうれしく思う。
次は何が出てくるか楽しみだぁ~(^^♪

  • 2006/11/14(火) 02:52:56 |
  • URL |
  • John #-
  • [ 編集]

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? 『Oh Rendez Vous』Madison  この紹介を読んで何人の方が

  • 2006/11/14(火) 19:54:42 |
  • 音楽は世代を超えて

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