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硬岩乃讌

これまで○十年間にわたって収集してきたCD/レコードのレビューを、個人的な感想丸出しでしていきます。勢いだけで作ったブログだけに、その勢いがいつまで続くか…。

FACE THE TRUTH --John Norum

FACE THE TRUTH (フェイス・ザ・トゥルース)--John Norum (1992年/ESCA 5574)

FaceTheTruth


1. Face The Truth
2. Night Buzz
3. In Your Eyes
4. Opium Trail
5. We Will Be Strong
6. Good Man Shining
7. Time Will Find The Answer
8. Counting On Your Love
9. Endica
10.Still The Night
11.Distant Voices


元EUROPEのギターであり、元DOKKENのギターであったジョン・ノーラム

EUROPE脱退後にソロアルバムを発表しています。そもそもEUROPEを脱退したのがギターを思うようにひかせてくれなかったということと、大ヒット作「FINAL COUNTDOUWN」のミックス時にギターのボリュームを大幅に下げられたとい理由らしく、しかもギター少年(?)らしくGARY MOOREを崇拝している人なので、ソロはギターがガシガシにフィーチャーされたアルバムとなっています。

ギタープレーはやはりGARY MOOREの影響が感じられるのですが、なんとなく声まで似てるような....。

素晴らしいギタープレーよりもメロディーに重きを置く僕にとっては、ちょっとツボにはまりきらないアルバムとなっています。というか、このアルバムを聴くなら、JOHN SYKESかGARY MOOREを聴いちゃうよ、という感じです。確かに素晴らしいギタリストだと思うのですが、強烈の印象に残るリフがないというか。

EUROPE脱退後、仲違いをしていたジョーイ・テンペストが参加している5.が、ポップなんですが一番いい出来、というのもなんだかなぁという気がしないでもありませんが、僕は5.を聴かんがためにこのアルバムを買いました。やっぱり、ジョーイは歌がうまいなぁ、と再認させられました。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

NOT FAKIN' IT -- Michael Monroe

"NOT FAKIN' IT -- Michael Monroe (1989年)"

NotFakinIt


1. Dead Jail Or Rock N Roll
2. While You Were Looking At Me
3. She's No Angel
4. All Night With Lights On
5. Not Fakin It
6. Shakedown
7. Man With No Eyes
8. Love Is Thicker Than Blood
9. Smokescreen
10.Thrill Me

ハノイロックスのボーカリスト、マイケルモンローのソロアルバム。マイケルモンローはとにかく悲劇的なイメージが付きまとう人なんですが、(アメリカでブレークする寸前にハノイロックスが事故により解散、ソロデビューするもメジャーとは契約できない、その後に結成したバンドもうまくいかず、など)、その彼が一番充実していたといえるころのアルバムです。

ノリのいいストレートなナンバーのオンパレード。どの曲もライブ映えする曲ばかりで、実際ライブで見るとマイケルのステージアクションとあいまって印象的になる曲ばかりです。

ライブの様子はその当時発売されていた、ロサンジェルスにあるウィスキー・ア・ゴーゴーでのライブビデオでも見ることができますが、マイクを振り回して首に巻きつけるアクション(さらにそのマイクがアクシデントで口に当たって血を流しながらも歌い続ける)など、ガッツあふれるライブです。

ただ、熱狂的に迎えられた日本とは違い、アメリカでの知名度は日本とは比べ物にならないぐらいに低く、それに失望したマイケルは、非常にまとまりのあったこのバンドを解散してしまうわけなんですが。マイケルにはこの当時のバンドのように精神的に安定できるメンバーが寄り集まって、初めて力が発揮できるのではないかと思うわけです。




テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

Are a Drag -- Me First And The Gimme Gimmes

"Are A Drag -- Me First And The Gimme Gimmes"

AreADrag2


1. Over The Rainbow
2. Don't Cry For Me Argentina
3. Science Fiction Double Feature
4. Summertime
5. Favorite Things
6. Rainbow Connection
7. Phantom Of The Opera Song
8. I Sing The Body Electric
9. It's Raining On Prom Night
10.Tomorrow
11.What I Did For Love
12.Stepping Out

HR/HMという枠組みからするとこのバンドをここで紹介するのは抵抗があるのですが、そんなことも気にならないくらいにいい感じなのがこのアルバム。

タイトルを見てピンと来る方もいると思いますが、昔の映画のテーマ曲のカバー集です。カバー集というかパンクカバー集。アメリカ版アニメタルみたいなものか?

それはさておき、こういったカバーアルバムはカバーのセンスや演奏者の力量といったものよりも選曲そのものが大きくものをいうかと個人的には思うのですが、このアルバムは誰もが知っている曲ばかりで、しかも非常にキャッチーなものばかりです。

そのキャッチーな曲群をパンクサウンドに乗せてあっという間に走り去っていく感じです。(本当にあっという間。アルバム全体で30分弱ですから。)

絶品は5. Favorite Things 。確かに歌メロはFavorite Thingsなんですが、とにかく原曲の影も形もないアレンジっぷりは必聴です。なんとなく、かのJudas PriestのJohnny B Goodを思い起こさせる豪快な忘れっぷりです。






テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

PAPER MONEY--Montrose

PAPER MONEY (ペイパー・マネー)/1974年 (WPCP-4022)

PaperMoney


1. UNDERGROUND
2. CONNECTION
3. THE DRAMER
4. STARLINER
5. I GOT THE FIRE
6. SPACEAGE SACRIFICE
7. WE'RE GOING HOME
8. PAPER MONEY


このアルバムのレビューは難しいなぁ。前作の「Montrose」のレビューでもチラッと触れていますが、前作の直球のハードロックから、よく言えば幅広い音楽性を見せているのですが、はっきり言ってしまえば散漫で非常にとらえどころのないアルバムとなっている感があります。

例えば、いきなりオープニングの「Undergroud」からちょっと肩透かし気味。前作のオープニング「Rock The Nation」のゴリゴリのロックと比べて、ちょっと肩の力が抜けすぎのような気がします。

全体を通して勢いが感じられないアルバム。5.の「I Got The Fire」はすげーかっこいいんだけどねぇー。この一曲のためにアルバムを買ってもいいとは思いますが…。

結局、サミーはこのアルバムを最後にバンドを脱退、ソロに転向します。



テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

MONTROES(ハード・ショック)--Montrose

MONTROSE (モントローズ/ハードショック)/1973年 (WPCP-4021)

Montrose


1. ROCK THE NATION
2. BAD MOTOR SCOOTER
3. SPACE STATION #5
4. I DON'T WANT IT
5. GOOD ROCKIN' TONIGHT
6. ROCK CANDY
7. ONE THING ON MY MIND
8. MAKE IT LAST

昨日のつぶやきは僕の中での伝説だったんですが、今日のレビューはLAの伝説のバンド。この伝説のっていう言い方も非常に怪しいのですが......。アメリカでブレークしそうで、する直前にメンバーを事故で亡くして活動に終止符を打った「ハノイ・ロックス」とか、ヒューイ・ルイスが自分のバンドを作る前に所属していたサンフランシスコのバンド「クローバー」とか。一般的にはあまり知られてないですが、ビッグになる前のスターが所属していて、なんとなく知ってるとすごそうなバンドのことを「伝説の」というようです。

それで、このモントローズですが、現Van HalenSammy Hagarが所属していたバンドです。というか、このバンドからメジャーデビューしました。そして、このバンドのリーダー「ロニー・モントローズ」もその筋ではかなり名の通ったギタリストです。そして人間的にも「かなりのもの」らしく、サミーなどはもう二度と一緒に組みたくないと公言しております。サミーがVan Halenを一時脱退したときにロニーにコンタクトしたのですが「昔とまったく変わってなかったから、一緒にやるのはやめた」と苦笑いしていましたが。

そんなわけで、自己主張の激しいサミーと人間的にダメダメなロニーがうまくやっていけるはずもなく、結局サミーは2作に参加したのみで脱退。ソロに転向します。残ったロニーは新しいボーカルを入れますが、結局3作でバンドとしては解散をしてしまいます。

その後はいくつかソロプロジェクトを起こしていますが、このページでもそのうちの一つを紹介します。

っで、僕はといえば、サミーの歌声が聴きたいばっかりに「モントローズ」のCDを買ったのですから、サミーが脱退した3作目は当然のようにパス。つか、サミーの後任のボーカリストの名前すら知っちゃいません。

そんなわけで、モントローズの衝撃の(笑)デビュー作。確かに今から30年前のアメリカでこのサウンドっちゅうのはすごい話だと思います。あっ、でもキッスやエアロも同じころのデビューか。サウンドはいたってストレートなロック。ハードロックといったほうがいいです。30年前の録音ですが、ロニーのギターは現代にも通用する音で、たしかに伝説的というのもうなづけるところです。そしてこのころから変わらぬサミーのボーカル。

前述したようにサウンドの基本はハードロックなのですが、ゴリゴリのイケイケの曲ばかりでなく、ちょっと毛色の違う「Good Rockin' Tonight」やヘビーメタリックな「Candy Baby」などなかなか懐の深さも見せています。この懐の深さが次作「Paper Money」の、よく言えば多様な曲群、悪く言えば散漫さにつながっていくのですが。

個人的には1-3曲めまでの疾走感あふれる展開がお気に入りです。

ちなみに、1曲目の「Rock The Nation」は後にTESLAの「Five Man Acoustical Jam (1990年)」でも取り上げられています。また、2曲目「Bad Motor Scooter」、3曲目「Space Station #5」はソロに転じたサミーのライブでもプレーリストに含まれています。






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Wild Frontier -- Gary Moore

"Wild Frontier -- Gary Moore"
WildFrontier


1. Over the Hills And Far Away
2. Wild Frontier
3. Take a Little Time
4. The Loner
5. Wild Frontier (12inch Version)
6. Friday On My Mind
7. Stranger In the Darkness
8. Thunder Rising
9. Johnny Boy
10. Over The Hills And Far Away (12inch Version)
11. Crying In the Shadows

私が敬愛してやまないゲイリー・ムーアの最高傑作アルバム。

もちろんすばらしいギタリストなのですが、私はこの人のボーカルが意外と好きで、なんとなく惹かれてしまいます。もともとは、「誰も歌うやつがいねえから、オレが歌うか」みたいな感じだったらしいんですが、哀愁漂うボーカルという感じです。

ただ、このゲイリーさん、アルバム全部通して最高っていうのを作るのがなかなかできない人でして(もちろんそれは誰にとってもですけど…)、このWild Frontierの前作「Run For Cover」も、また次作の「After The War」も名曲がたくさん含まれていて非常によくできてるんですが、どうも曲にばらつきがあるってところで、最高とまではいけないところです。

っで、この「Wild Frontier」なんですが、捨て曲無しの最高傑作! 1曲目の「Over The Hills And Far Away」から最後の「Crying In the Shadows」まで程よい緊張感と、哀愁漂うメロディー、そしてもちろんゲイリーの泣きのギターが満載です。

特に圧巻は4. 「The Loner」。あとにも先にもギター中心のインスト曲で涙が出たのはこの曲だけです。マジ泣ける。これで泣けないやつは語る資格無しってなぐらいです。

当時2歳の私の娘がこの曲を聞いて「パパ、この曲って悲しい曲だね」ってパパに問うくらいの名曲です。

これだけギターを情感たっぷりに弾ける人、いや弾くといっては失礼なくらい、情感たっぷりに語らせられる人はこの人しかいないでしょう。

最近はすっかりハードロックから離れているゲイリームーアですが、再びハードロックに戻ってきてほしいと切に願うしだいです。



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